三代伊藤宗看

又引用ですが...

http://www.orcaland.gr.jp/~maro/diary/diary.html
http://www.orcaland.gr.jp/~maro/diary/z081106.html


著者インタヴュー、渡辺明『永世竜王への軌跡』(「サンデー毎日」2009年8月30日)より

生き方も思考もすべて棋譜に

 プロ棋士が、自分の生き方や思考のプロセスを示す手段は棋譜しかないんです。大山康晴先生や升田幸三先生の棋譜をみても、古さなんて感じません。今の僕でも「すごいな」って驚く将棋がたくさんあります。
 最近興味を持っているのは、江戸時代の三代伊藤宗看という棋士です。ある局面で伊藤宗看が指した手を見たんですが、読みの深さはずば抜けている。大山先生や羽生名人に匹敵する、将棋史上の大天才だと思います。勉強する環境は今より整っていないのに、なぜあそこまで強くなれたのか。
 そういう人がいたという事実は凄い刺激になります。恵まれたこの時代に生きている自分は、プロ棋士として、どのくらいのものを未来に残すことを求められているのか、と考えさせられるんです。後世の人が触発されるような棋譜を、僕も作っていきたい。次に自戦記をまとめられるのがいつになるか分かりませんが、将棋というゲームを少しでも進歩させられるよう、精進したいと思っています。

(構成、鎌倉涼太)

投稿者: webMaster 投稿日時: 日, 10/18/2009 - 14:54 categories [ ]