第67期 順位戦 A級 5回戦 丸山忠久九段(3-1) 対 木村一基八段(1-3)

今期の順位戦A級は混戦模様ですが、その影響はここにも飛び火するのか?

丸山忠久九段 7勝8敗 ●○●○●○●○●●○●○●○
木村一基八段 8勝7敗 □●●○●●●○●○●○○○○

両者の調子は似たようなもの(4連勝中の木村八段が僅かに上か?)ですが…直接対局は6勝6敗でこれまた互角。

投稿者: 紫外線 投稿日時: 木, 11/13/2008 - 04:08 categories [ ]

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暇人様

ご教示ありがとうございました。
3人の場合は、最初3位と2位が当たり、勝者が1位と当たることは知っていましたが、4人の場合のことは知りませんでした。
今期は大混戦ですので、3人以上のプレーオフは大いにあり得ることです。
やはり、順位が大きくものをいうのですね。

挑戦者

dynamite様
>名人挑戦には順位は関係ありませんので

3勝2敗の5人は、全員自力です。しかし3人以上が同星で並ぶと、順位に従って、最初3位と2位が当たり、勝者が1位と当たります。

1991年度の順位戦で4人が6勝3敗で並び、4人の中に大山名人も含まれていました。

4位と3位が当たり、勝者と2位とあたり、勝者と1位が当たり、高橋さんが挑戦権を獲得しました。

後手一手損角換わり戦法

前も同じことを投稿しましたが、この戦法、登場したころは勝率も悪く、果たして
将棋の戦法として生き残れるのか危ぶんでいました。

中原さんや森けい二さん、大内さんや石田さんたちは口を揃えて、昔、こんな戦法を
指したら師匠にひどく怒られたに違いないと言っていました。

今や、相居飛車戦において主役級の人気戦法。勝率も高いところをみると優秀な戦法なのだ
と思います。もっとも、こんなに勝てる戦法になろうとはさすがに予想外ですが…
今日の竜王戦の決着もどうなるか。羽生さんが勝つようだと、ますます一手損角換わりが
流行するかもしれません。注目しています。

大混戦

みなもと様、遅くまでお疲れ様でした。
これで1敗もいなくなり、大混戦ですね。
名人挑戦には順位は関係ありませんので、全員が挑戦者の有力候補になったといえるのではないでしょうか?

※ 後手一手損角換VS先手早繰り銀は、後手の3連勝になりましたね。
 果たして竜王戦は?

成…を付けることに考えが及びませんでした。不覚ですう。

お勤めご苦労様です。安眠を。

管理人さま

どこかおかしいところがあります?見直したところ、これでOKのようですが?

追記:ごめんなさい、73手目が▲3四角打ではなく、▲3四角成ですね。次の金打と
ダブって間違えてしまいました。ほかは大丈夫ではないかと思いますが。もう一度
見てみます。

再追記:どうも、73手目の誤記▲3四角打があと後まで害を及ぼしているようです。
75手目、105手目、どちらも報告通りです。

棋譜 丸山忠久九段 対 木村一基八段

丸山ー木村 (96~108)

△5三銀 ▲8五銀 △同歩 ▲3三桂 △1三桂 ▲2一桂成
△3四金 ▲1一成桂 *△2五桂 ▲4七歩 △2四金 **▲6六銀
***△8二飛 まで、108手にて後手、木村八段の勝ち。

*「木村はていねいにていねいに面倒をみて攻めの手は指していない」。(おい、おい)

**「丸山はあきらめない。
後手陣があまりに広すぎて、どこを攻めているのか分からない」。

これでは、いかに丸山さんとて如何ともしがたいね。

***「丸山はついに力尽きた。この局面で投了を告げた」。

たった一手で、力尽きてるやん。やっぱりどうしようもないね。受け師の本領発揮。

これで順位戦A級は大混戦というか大混乱。誰が挑戦者になるんですかあ~
それより、誰が降級するんですかあ~ もしかして、谷川さん、有力候補に?
なにがなにやら、わからへんようになったわ~

丸山ー木村 (87~95)

いろいろ忙しいようで。

▲3二歩 △同玉 ▲3四歩 △4四金 ▲2三歩成 *△同玉
▲2四歩 △3二玉 **▲6五歩

*「後手玉がゆらゆらと泳ぎだした。捕らえるのは難しそうだ」。

確かに。上部が広々と開いております。

**「こちらと思えばまたまたあちら。△6五同銀左に▲6六銀とぶつけていく
つもりだろう。△同銀▲同飛は3六の馬に当たっている」。

丸山さん、あちこちに嫌みを付けてなんとか泥沼勝負に持っていくつもりのよう。
それにしても、今日も24時を越えましたです。順位戦持ち時間削減を!

丸山ー木村 (63~86)

▲5三角成 △4二銀 ▲3六金 △5三銀 *▲6九飛 △5八角
▲6八飛 △3六角成 ▲6一角 **△6二飛 ▲3四角打 △4三金打
▲同馬 △同金 ▲2四歩 △6四銀 ▲6三歩 △同銀
▲4五歩 ***△5五歩 ▲4四歩 △3三金 ▲6七銀 △5四銀

*「▲6一角でなく▲6九飛。△6六角を防ぐことを優先させた。△5八角▲6八飛
△3六角成が6三に利かせてピッタリのようだがそこで▲6一角があるか」。

**「すぐに寄った。こうなってみると後手の駒のほうが働きがよい。
竜王戦控え室で本局を観戦している行方八段は「木村勝ち」と断言した。
「先手の設定が悪いです」という。

どうやら、木村さんが逆転した模様。丸山さん、どこで下手を打ったのか。とはいえ、
体力勝負では丸山さんに分があるはず。とことん粘るのでは?

***「丸山は夜食に用意しておいたのであろうカロリーメイトを食べていた」。

やっぱりね。丸山さん、徹底抗戦の構え。逆転があってもおかしくない。

丸山ー木村 (56~62)

帰宅して局面をのぞいたところ、がっかりするほど手数が進んでいない。まだ、62手まで。
こりゃまた、今日も深夜コースか。

△9五歩 ▲同歩 △8五桂 ▲4九飛 △3六角 ▲4七金
△7二飛

やっぱり、木村さんの方が苦しそう。攻撃陣がまとまらず、うまい反撃手段がない。
このまま丸山さんに押し切られそうですが…

金縛り

後手の縦に並んだ金銀3枚は、厚い形ともいえますが、大駒を持ち合っている局面では、自陣に打ち込まれる隙が多くなります。
△4二金とするようでは、後手苦しいような気がするが、受け師やいかに?

丸山-木村(53~55夕休)

▲7一角△5二飛▲6四歩

*取られそうな歩を伸ばしながら5四の銀を牽制。後手の攻め駒が金縛りにあっている。
 だそうで、先手指しやすそうなコメントです。
*△4二金と5三に利かし、△7二飛の捕獲を狙う順か。
*しかしそれには、▲6三歩成△同銀▲6二歩で、▲6一歩成と▲8二角成の両狙いがある。
 とのことで、丸山さんリードか。食事では圧勝です。

夕食休憩になりました。では、もいちど、「す、スビバセンね」「あ、ヨイバシタ」。また明日ですー。

辛子VS受け師

後手一手損角換りですが、先手が▲6六銀~7七銀としたので、後手のほうが手得をしています。
したがって、後手から先攻するかもしれません。
先手の主張は、一歩を手持ちにしていること。

んっ、▲4八飛?狙いは露骨な▲4五歩か?
△5四銀なら、▲8三角ということか?
先手は右桂が使い辛いのが泣き所

丸山-木村(42~52)

△2二玉▲8八玉 △7四歩 ▲6六歩 △7三桂 ▲8六銀 △6二飛▲4八飛△6五歩▲同 歩△5四銀

竜王戦がすごいことになっていますが、ひそかに。
49手目まで、消費は▲2時間55分、△木村2時間47分と拮抗しています。

*松尾七段「後手のほうが神経を使う将棋で力が必要。△3四金と上ずっているのも痛い。私は先手を持ちたい」

*夕食:丸山がヒレカツ定食となめこ汁とカロリーメイトチョコ味と、本日3本目の2リットル入りミネラルウォーター。木村八段が肉南そば。
(この肉は私には豚肉に見えるぞ。関東的表現ではないか?)

夕食を注文した木村さんが先攻です(50手目)。

ほへぇ~

>35手目に▲6六銀と出たのは後手に△4四歩を打たすためだったようです。

こんな指し方もあるのかぁ~。
善悪はともかく凄いですね。
先手は、この後▲4七銀~▲3六歩か?

丸山-木村(39~41)

▲7七銀△1四歩▲1六歩

35手目に▲6六銀と出たのは後手に△4四歩を打たすためだったようです。お役御免となってもとの7七に戻ってきました。

辛口VS受口

△5四銀~4三銀とすれば、金銀のクリスマスツリーが完成するが、攻め味が薄すぎるような気がする。
薄味が好みの人にはお勧め?

管理人様、参考棋譜感謝!
この頃の南9段は強かった!!!

参考棋譜なの。どした。

丸山-木村(36~38)

△4四歩▲5六銀△3四金

先手からの5五銀をきらって△4四歩とした後、金櫓から物見櫓に移行しました。

この将棋の類似局が発見されたそうです。
*類型として前期A級順位戦の▲丸山-△佐藤康戦がヒット。激しい攻め合いを先手の丸山九段が制しました。

辛子VS受師

9筋の突き合いは、先手やや得か?
先手の▲7九玉に、後手ようやく飛車先を突く。
ここで先手は▲6六銀!
これは機敏な1手か!?
後手は矢倉構築に時間を費やして、その他の駒が立ち遅れている。

丸山-木村(31~35)

▲9六歩△9四歩▲7九玉△8四歩▲6六銀

竜王戦と紛らわしいので、いつもの表記にします。

前に戻りますが、41期王将戦第5局▲南-△谷川戦が2手目△3二金で、南さん中飛車で谷川さん勝ちです。この戦法の第一人者は豊川六段です。

後手金矢倉

>一人はやっぱり木村さんで決まりかなあ。(木村ファンの方、お許しを!)

本局に負けると、厳しいかもしれませんね。
しかし、勝てば、順位も悪くないので、何とか逃れるのでは?

木村さんの昼食

例によって、バナナとヨーグルトとコーヒーかな?のど飴もありか?

サルにでも予想できる昼食ですな。夕食はばっちりしものを
食べて欲しいです。さもないと、降級街道をまっしぐらということに。

一人はやっぱり木村さんで決まりかなあ。(木村ファンの方、お許しを!)

昼休(30)

△3一玉

木村さんは食料持参のようだ、とのことです。

激辛VS受け師

受け師の作戦は△4五歩の突き違いでした。
5筋を突いていないので、銀挟みにはできませんが、2筋は交換させないということか?
受け師の狙いは3筋に厚みを築くことか?

>2手目△3二金

20年以上前だったと思うのですが、谷川ー南のタイトル戦で、居飛車一辺倒の南さんに対して、谷川さんが、この手を指して話題になったような気がします。
(間違っているかもしれません)

なるほど(20~29)

△4三金右▲3五歩 △4五歩 ▲同 銀 △3五歩▲4六歩 △4二玉 ▲5八金右 △6三銀▲7八金

2手目△3二金だったのか。この手は、渡辺-佐藤康戦で有名ですが、島さんも時々のようです。

挑発

木村8段が2手目に△3二金として、飛車を振ってみろ!と挑発していますね。
丸山9段は、無視して▲2六歩と居飛車の意思表示。
2手目と4手目を入れ替えれば、普通の手順です。

ここは、▲7八金省略型の一手損角換りになりましたね。
(後手は飛車先を突いていない)
△5二金が早い気がするが、これが木村8段の作戦か?
さらに△4四歩をみると、真っ向から早繰り銀を迎え撃つつもりか?
さすが受け師だ!

こちらも(1~19)

棋戦:第67期順位戦A級5回戦
先手:丸山 忠久九段
後手:木村 一基八段

▲7六歩 △3二金 ▲2六歩 △3四歩 ▲2五歩 △8八角成▲同 銀 △2二銀 ▲3八銀 △3三銀 ▲7七銀 △6二銀▲6八玉 △5二金 ▲3六歩 △6四歩 ▲3七銀 △4四歩▲4六銀

後手一手損角換わりから、先手早繰り銀模様です。

対戦成績

*両者は佐瀬門下の兄弟弟子。過去、木村の7勝6敗1千日手(○○○●●●●○千○●○○●)と拮抗。順位戦では木村の1勝(前期A級)。
だそうです。

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