持点物語12:中原誠

 各年度末(翌年3月31日)の値
 左から,年度,年齢,クラス,持点順位 平均との差,名人A級との差
1988 41 A1:01 06 +290 +079 棋聖 王座
1989 42 A1:05 05 +265 +046 棋聖 棋聖 王座
1990 43 A1:00 05 +246 +070 名人
1991 44 A1:00 06 +259 +090 名人
1992 45 A1:00 13 +201 +033 名人
1993 46 A1:01 04 +277 +083
1994 47 A1:03 10 +207 +005
1995 48 A1:02 17 +199 -015
1996 49 A1:06 05 +294 +074
1997 50 A1:06 18 +160 -045
1998 51 A1:05 13 +184 -036
1999 52 A1:08 15 +162 -071
2000 53 B1:02 18 +148 -042
2001 54 B1:07 44 +042 -155
 今までの棋士の持点が高い水準ながら激しく上下するのと違って安定していることが目につく。これは中原に限らず後にご紹介する加藤や大山でもそうだから,恐らく年齢的なものであろう。中原から見た谷川との同年齢持点差はこうなる。
 41 -054
 42 +109
 43 -021
 44 +022
 45 +021
平均 +015
 羽生と谷川の差71を思いおこせば,中原は羽生級でなく谷川級ということになるが,データが少ないので何か断定的な結論をだすのは危ないかもしれない。

投稿者: みなかみ 投稿日時: 月, 04/07/2008 - 09:45 categories [ ]

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とりあえず

>中原は羽生級でなく谷川級ということになるが,データが少ないので

データを越えてこの人はやはり偉いと感じていますが、そう思うには次の原因(つまり理由と言うほど客観的なものでなく、あくまでも主観的あるいは情緒的なもの)があります。

1.自分も年を取ってきたので、年寄りが本業で一定の能力を維持することを評価するようになった。(勝手なものだ。)

2.米長氏もこの意味では駒音本流ほどには低く見るべきでないとは思うものの、やはり史上最年長現役名人とは、50代~(60代)の実績が段違い。

3.羽生は確かにものすごいが、20年余り後を見なければ、公平な比較はできない。

4.愚は、(数学界にはフランス系文化が濃厚なので)、男女問題はマイナス評価しない。

5.林葉問題は、当事者よりは、米長氏が現在の女流問題と同様、さまざまに手を汚している印象を禁じえない。(氏を改めて批難するほどの正確な知識は無いが。言わずもがなだが石橋メモははじめから信用している。)

6.総合的に、技術、実績、年齢、外見、見識、挙措のバランスが取れている(ほうの)ように見える。

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