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米長邦雄永世棋聖 =内心の葛藤= (6)米長邦雄永世棋聖には自身の運営サイト「米長邦雄の家」というものがあり、私も時折拝見することがある。 http://www.yonenaga.net/w_maji.htm ↑は「まじめな私」という氏のコラムサイトだが、ここで米長永世棋聖は「開運!なんでも鑑定団」での盤の鑑定結果について異議を唱えている。 しかし、米長邦雄九段の文章は、これに限ったことではなく判りにくい。一読、すっきり「さわやか流」とは、なかなかにいかないのである。 九段は「関係者の紳士的な話し合いによる決着」を望んでいると表明されている。この場合の関係者とは何を指すのであろうか。最大限にそれをみれば「日本将棋連盟、放送局から依頼を受けて盤、駒、駒箱を鑑定された鵜川善郷氏、鑑定に異議を唱える熊澤良尊氏」ということになろう。 熊澤良尊氏はご自身のブログでいよいよ、本格的な反論を始められるようである。 http://blog.goo.ne.jp/ykkcc786/e/ab74d666fc38e3e7456427fd2c244a79 米長氏は「鑑定の値段と理由が正しい」ことが最も重要であると指摘されている。 鵜川氏は改めて蒔絵の専門鑑定士に再鑑定をと、テレビ局の制作責任者に要請をされ「鵜川さんの鑑定には問題がない」とのコメントを頂戴されている。 いわば鵜川氏は「念を押された」わけで、手続論としても全く問題はない。番組の制作著作は「テレ東」である以上、局としても責任を果たしたことになる。 鵜川氏は、その後、ご自身のブログから写真を削除された。 鵜川氏自身は「削除理由について」「鑑定が正しいことが証明されたので(結論が出た)それを立証するための写真掲示もその役割を終えた」という観点から削除をされた。私は、これはある意味、紳士的なスタンスだと思っているし、幕引きの方法としては、スマートだとも感じている。多少、深読みをすれば、熊澤氏に対する配慮もみてとれる。 連盟との協議以前に、放送局が鑑定人と協議をして鑑定結果が正しいと結論づけたのは、放送倫理上、許されないと米長九段は述べている。そうであるならば「放送倫理上許されない行為に加担したのはテレ東なのだから、日本将棋連盟は、テレ東に抗議をしなければいけないし、それに対して、反証するデータ 「テレ東は鑑定人にこのことをきつく申し入れていただきたい」というのは、本末転倒のように思われる。 米長九段が何を信じたいか、信じるのか、それは内心の問題でそれを止めることなど誰もできはしない。しかし、根拠が希薄のままに、そういうことを語ると、名誉を棄損することにもなりかねないのである。 「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」という泥沼流は、あまり賢い選択にはみえないのである。 泥沼にしていいことと、してはいけないことがある。 機微をわかって欲しいのだけれど。 そういうことを米長九段のご母堂は、しっかりと教育されたのではないだろうか。私は、米長九段のお母様には、一度お会いしたかったなぁと心底思いました。実に魅力的でおおらかで、正直で、1本筋がきちんと通っていると思いますし、尊敬もしております。
投稿者: JC IMPACT 投稿日時: 土, 07/03/2010 - 13:15 categories [ ]
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