棋王の実力

余は魔界の最高指導者会議(M7)出席のため、棋王戦は観戦できなかったが、後日棋譜をみると、あらためて佐藤棋王の強さが光った戦いである。

棋王戦第2局。佐藤棋王の一億三手の読みが優った。
特に57手目の28飛から、羽生に15桂と打たせて飛角交換までは、決断の読み筋だった。
その後の先手83手目26角は、佐藤棋王でなければ打てない「ブーメラン角」であった。金に当てて桂を取り、33角成としてから、78馬と生還するまでの
30手先を見据えて放たれたミサイル弾だが、羽生がこれに気づいておれば、15桂とは指さなかったであろう。

その後も二転三転し、かならずしも26角が勝因とはいえぬが、分岐点であったことは間違いない。
また、最終局面まで何処から1分将棋になったのかはわからぬが、神業のような正確な受けで、佐藤以外の他のプロ棋士が指していたなら、おそらく負けていたと思われる。

さて、棋王戦はいよいよ面白くなってきたが、第3局後手で佐藤棋王が勝てば、そのまま押し切るであろうから、最終局まで見たい者たちは、羽生を応援するがよかろう。それで五分である。

投稿者: 悪魔仮面 投稿日時: 月, 02/25/2008 - 14:21 categories [ ]

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