戦時中のイギリス・パンのインチキ発見と将棋のレーティング

その日焼いたパンから無作為に選んで提出すると毎日のパンの重さは数週間分では左右対称の「釣鐘型」の正規分布になる。

しかし、たとえばサンプルが最低基準値を越えつつ、正規分布曲線(ガウス曲線)の+σ(標準偏差)から右だけに分布しているならば、ほぼ6個に1個しかない合格品を作為的にサンプルとして提出していることになる。

ところでこれと、みなかみ様のレーティングは無関係ではないでせう。もし棋士の実力も何らかの合理的な尺度で測ったときに平均値の周りで正規分布するとすれば、600人に一人の稀有に優れた人は平均からσの3倍も離れたところにポツンと出現することになる。40人に1人以下ではσの2倍。一方で7割ほどの人は平均値±σの範囲に密集する。つまり優秀な人のところでは尺度がうんと開くのはごく自然だということになります。

みなかみ様は数学か統計学かの専門知識がお有りなようですから、この先の考察はお任せします。

例えば四段以上だけの統計と、奨励会まで入れたら分布の形がどうなるか興味が有ります。もっとも私自身がレーティングについてそう正確に理解していないので、本当の理論的な解析は難問なのかもしれません。

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