文化庁こそ問題では

駒音に有った米長コラムの表題の「別れの貧相」というもじりは傑作でしたな.

ところで,普及活動の報酬問題が,活発に議論されておりまする.そこに開陳されているのは正論か常識論ばかりなので御座いませうが,その一方で棋士が手弁当で普及活動すべきかどうかは「棋士の勝手」ではないかと思いまするな.他のショーバイ人が皆,楽して儲かる限りそうしているのが日本社会.いやきっと日本だけでもないでせう.宗教的な戒律でも無ければ,法の抜け穴を潜ってでもそうするのが,極くフツーの人間の姿で御座います.棋士は特権階級の一種で,特殊な能力を持っている人達ではあるが,別に人格高潔,識見高邁,知性高度というわけでは有りませぬ.連盟(自民党と共通している組織.)の内部からの改革同様,期待する側に無理が有る.

むしろ,駒音で述べられた噂通りのことが起こっているのならば(それはいかにも有りそうなことで御座います.)文化庁に問題が有り,どうせ人材の乏しい文科省の中でも落ちこぼれが収納されている場所なのでせうから,庁丸ごとでもこの助成金でも「即刻廃止」を含めて検討すべきで御座いませう.納税者としては連盟よりはそちらを究明するのが本筋で御座います.無論駒音諸賢の立場は,第一に愛棋家で在られませうから,どうしても連盟や棋士に矛先が向かうのは,むしろ微笑ましい位には思えまするが.

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