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情報の友第37期棋王戦五番勝負 久保棋王先勝先日行われた第37期棋王戦五番勝負の第1局、先手は挑戦者の郷田真隆九段、後手が久保利明棋王で始まり、結果158手でもって久保棋王が先に勝利しました。
久保棋王は得意のゴキゲン中飛車に、対する郷田九段は銀上がりの超速戦法で指し進められ、途中両者が玉を穴熊に囲う持久戦模様の戦いとなりました。 ずーっと均衡した状態が続きながらも久保棋王の方が幾分指しやすいのではと観ておりましたが、郷田九段も粘りの将棋で手数がどんどん延びました。 郷田九段がいつ2筋の飛車先を切って攻め入るのか注目していましたが、それは実現することなく、最後は粘りも虚しく討ち取られてしまいました。 私は下図の局面で飛車切りがあったのではないかと考えました。 本譜で指されたのは▲5五銀と銀をぶつける手でしたが、ここで▲2四飛△同歩▲3三角成△6九飛に▲5一馬(変化図)という手順はどうだったでしょうか? 変化図から△6三飛には▲4五角(6七の垂れ歩阻止も視野に)と打ち、△1九飛成に▲6三角成と切り込んでどうかということなのですが・・・。(飛車を手にすれば将来一段目からの飛車打ちが有効になりそうです) 本局は先手の郷田九段にこれといった決め手がなかったのが最後まで響いた感じがいたします。 このところ不調気味だった久保棋王が先勝したことで、この先の戦いが面白くなりそうですね。 好局を期待したいと思います。 カテゴリ: 将棋一般
第61期王将戦七番勝負 佐藤九段、終盤逆転勝利第1局から日が経って暫くぶりに行われた、第61期王将戦七番勝負の第2局が昨日指し終わりました。
戦型は予想外の相三間飛車。先手の久保利明王将が飛車を振れば、負けじと後手佐藤康光九段も振り返して戦いに挑みました。 序盤の組立方が気になって観ておりましたが、リードを取ったのは先手の久保王将の方でした。 途中57手目の局面での▲2四香にはビックリしました。同じ香車を打つのであれば▲8四香と打ちたいところです。(▲8四香△8三香(桂)に▲8五歩という手で) 中盤から終盤に至っても形勢は久保王将の方がずっと良いように思いましたが、下図の局面で痛いミスをしてしまいました。 本譜で指されたのは▲3六香でしたが△4三桂で凌がれてしまい、なんと最終盤で逆転され後手の佐藤九段が勝利しました。 ▲3六香に代わって▲3六歩なら先手の勝利は目に見えていたことでしょう。以下△4三桂なら▲3五歩△同桂▲同銀△同玉▲3六歩△2四玉▲3五銀△1三玉に▲1五香(参考図)で後手玉は詰みそうです。最後▲1五香で▲1四香なら詰みません。ここが将棋の難しいところですね。 土壇場の逆転勝利で2連勝とした挑戦者佐藤九段が俄然有利になりましたが、このまますんなり行きそうにないように感じますけど、どうでしょうか。 久保王将の巻き返しを期待したいところですが、このところの不調が気にはなりますね。 (本局でも終盤に寄せ損なうとは思っていませんでしたが・・・) カテゴリ: 将棋一般
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