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所司七段ブログ(所司和晴)竜王戦6組2回戦菅井竜也五段戦 :: 不定期日記竜王戦6組2回戦で菅井竜也五段とです。
菅井五段は大和證券杯で優勝していますのですごい若手です。 現在朝日杯もベスト4に勝ち上がっています。先手が菅井五段になり、戦型は石田流三間飛車になりました。 私は▲7五歩に△4二玉を採用し、左美濃対▲7七角・5六銀で流行形になりました。31手目▲9六歩に通常は△9四歩ですが、16分の考慮で△5五歩を決行してみました。 以下 ▲4五銀△2三銀▲6五歩△同歩▲7四歩△同歩▲3六飛△7五歩▲3四銀△同銀▲同飛△4四銀▲5六歩△8六歩▲同歩(第1図)で昼食休憩に入りました。 菅井五段はある程度研究手順なのかここまで18分です。私は第1図で昼食休憩をはさみ38分の考慮で△7六歩と突き出しました。 ここは△6六歩も有力な手で、ほかに△8七歩や△8八歩、△5六同歩、△3二金、△4二金右など手の広いところで迷いました。第1図から本譜は△7六歩▲6八角△5六歩▲7四歩△6六歩▲7三歩成△同桂▲7四歩△同銀▲5五角△5一角の展開です。 菅井五段は△5一角をうっかりされたようで、▲7四歩では単に▲4六角で△5三歩成なら▲同金△5五歩▲7四歩△同銀▲6六金△8六飛▲5五金という手順でいい勝負のようです。途中▲7四歩の垂らしで▲3三飛成△同銀▲4六角打△9二飛▲8三銀△6二飛▲9一角成という手順もありましたが、△8七飛か△6六歩でいい勝負と思います。 本譜は△5一角と引いた後は有利が続きました。しかし激しい寄せ合いで勝負すれば一手勝ちが目指せましたが穏やかな流れにし、その後ミスを出して負けにしてしまいました。 途中まではいい内容が指せましたが、結果は残念だったです。 感想戦を聞きますと菅井五段の読みは深く、大局観も正確で、活躍している若手なので強いと感じました。カテゴリ: 棋士
棋王戦予選一回戦田中寅彦九段戦 :: 不定期日記棋王戦予選一回戦で田中寅彦九段戦です。
戦型は相矢倉の▲4六銀・3七桂戦法でした。 ただし序盤▲3八飛と寄るところ、▲2五歩とされました。▲2五桂跳ねがなくなり基本的には損な手ですが、その後スズメ刺しを目指す構想で対抗策が悩ましかったです。 私は5三の銀を8四に繰り替える指し方をしましたが、この銀のさばきに時間がかかり損だったでしょうか。 第1図は先手も4六の銀を2六に繰り替えた局面です。ここで筋は△5六歩▲同金と突き捨ててから△8六歩▲同歩△9三桂ですが、以下▲6五金△8五歩▲7四金なども気になり本譜は第1図から単に△8六歩▲同歩△9三桂としました。 しかし▲2四歩△同銀に▲3三歩が速度を速める手筋のたたきでした。△3三同金には▲2五桂でなく▲5四歩が嫌みです。それで△3三同玉▲2五桂△4二玉▲3三歩△2二金おt耐えました。 以下は▲1三桂成△同桂▲1四歩△2五桂▲1三歩成△3三金上▲2三と△同金▲1一香成△1七歩▲2八飛△5六歩▲5五歩△同角▲4六歩△8七歩▲9八玉の展開です。結構いい勝負かと思っていましたが、やはり先手の攻め駒の方がさばけているので後手大変のようです。 また終盤△8七歩▲9八玉と寄られた形が逆に詰めろをかけにくい展開になってしまい届きませんでした。もどって第1図で単に△9三桂でなるべく歩を渡さない(若干▲2四歩△同銀の後▲3三歩が打ちにくいか)のも考えましたがいずれも先手ペースの展開のようでした。 ▲2五歩からスズメ刺しを目指す構想にもっといい対策を考える必要がありました。カテゴリ: 棋士
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