倶楽部入口倶楽部活動検索累計訪問者数
一年目 約9万3千 |
ギズモのつれづれ将棋ブログ中村太地五段vs松尾 歩七段 NHK杯 1回戦中村太地五段vs松尾 歩七段 NHK杯 1回戦
解説 先崎学 さあ、気分一新、新たなNHK杯の開幕だ 今期は第61回とのこと ちなみに、NHK杯の公式ページはこちらです↓ http://cgi2.nhk.or.jp/goshogi/shogitou/ オープニング、画面右上の島の顔が変だ~(笑) そして、また羽生が指すシーン(^^; 前期優勝者が指すんだから、羽生だね これは変わりないね 聞き手は今年が3年目でたぶん最後の年だろう、矢内! おお、や、矢内、大人っぽい~! 大人になったね かわいいし美しいね 今期も聞き手を頼みます! 出場者のメンバーを見てみると、 船江四段、永瀬四段、阿部健治郎四段、牧野四段、菅井四段が出場かあ フレッシュだね 五段では、遠山五段、そして今日の対局者の中村太地五段が目新しいところだ 解説者は先ちゃんだ 若草色のスーツ、いいね あれ? 眼鏡をかけ忘れてるよ キムジョンイルみたいな眼鏡、似合っていたのになあ どうしたのやら? (ちなみに、私は先崎さんの影響でレーシック手術を受けました 経過は、再手術があったものの良好) 太地(たいち)は予選で青野、高野、野月に勝って本戦進出 これは予選を通るのが大変だね 松尾はB1以上のため予選免除 先崎「太地は米長門下の弟弟子、居飛車が多い、筋がいい、勢いがいい手を好む 松尾も気合いを重んじる」 事前のインタビュー 太地「NHK杯は子供の頃から出場したいと思っていたので、とてもうれしい 自分らしく思い切って攻めて、いい将棋を指したい 相手の松尾は実力者でスキがない印象」 これを見て、矢内と先崎 矢内「ちょっと緊張ぎみでしたかね(笑)」 先崎「だいぶ緊張してる(笑)」 松尾「太地はさわやかな好青年 将棋は粘り強く、受けが強い NHK杯は、やるからには優勝を目指す 一局一局集中してがんばりたい」 矢内「太地のことを受け将棋と言ってましたね」 先崎「とらえかたが違うんですね(笑)」 さて、今期から持ち時間が15分から10分に短縮された うん、まあこれはいいです! 今回も見ていて、短くなったことが気にならなかったです 私は序盤はテンポが速いほうが好きです 矢内「先崎さんは初出場の頃は緊張しましたか?」 先崎「あの頃は勢いがあったからねー(笑)」 そうだったんですよね・・・ 先崎さんは、若い頃、NHK杯で優勝しているんですよね 思えば、あの頃が先崎さんの一番強い時期だったのかもしれませんorz 先崎「太地は大学にも通っていて、学業のほうもトップクラス」 今、ウィキペディアで調べたら、早稲田大学政治経済学部とのこと へえ~ 矢内「太地は子供の頃、将棋番組に出ていて、なわとびの名人になりたい、と言っていた」 なわとびの名人かあ なわとびのプロ組織はないよね 将棋はその点、プロがあってよかったね さて、雑談があんまりない 持ち時間が10分に短縮されたということは、 雑談の時間が減ったということなのか 松尾に関する情報がほとんどなかったような(^^; 先手太地で、一手損角換わりの相腰掛け銀に進んでいる 先手は▲4七金型だ 先崎「▲4七金は最近増えた、現代的な手」 さっそく太地に意外な一手が出た ▲7七銀としたのを、また▲6八銀と引いたのだ 先手も2手損だ もう手の損得がわけわからん(笑) 先崎「こういう手がありますかー △8五歩を突かせようという手ですね こんな手が最近はあるんですか」 これを見た松尾、△1二香だ 先崎「太地に仕掛けてこい、という手ですね 勝負手です」 太地、考慮時間を5回まで減らし長考の末、▲4五歩と行った! △同歩▲同桂、 さあ、松尾は△4二銀か? △4四銀か? △4二銀で、どうなるか見てみたいが・・・ 先崎「△4二銀は、先手から何をされるかわかんないから、怖い」 本譜、松尾は△4二銀! おお、そうこなくっちゃね 面白くなってきた 太地、▲1五歩△同歩に、▲1四歩! 先崎「はーはーはーはー これはアイデアですね これいい手ですね 松尾困ったかな?」 おお、太地が魅せた! これはうまく行きそうだ 太地が良しなのか? 松尾が桂を取って、どうか・・・ 太地は馬を作ったが、まだまだ大変か 先崎「いや~ 難しい将棋になりました」 ここまでで、太地はもう考慮時間をほとんど使い切ってしまった この辺りの時間配分が、太地の経験の浅さが出た感じだ 太地、銀をぶつけたが、当然取られて手番が松尾に、そして松尾、駒音高く、パン!と△5五角! 先崎「△5五角打ちましたね」 矢内「いい角ですね」 そして、本局最大の魅せ場、端から攻めてきた太地、誰もが△1二歩と思ったであろうところ、 松尾は△1一香! あー、それで先手が取れるのか、そんな手があるのか・・・! 先崎「ほおー! 香を打ちましたね なるほどお これはいい手ですね!」 手が進むほどに、この香がいい手とわかり、解説の先崎は何度もほめることになった 1筋に香を打ち合ったことで、太地からは手がない あー、これは太地、困った 先崎「△1一香で太地はしびれた △1一香は地味な名手でした」 後は、松尾は駒得を拡大、それからの寄せも磐石だった 万に一つも逆転がないように、着実な寄せだった 結果、松尾の快勝! 初出場の若手を相手に、腕力できっちり勝ち切ったね 松尾、さすが、順位戦でA級へ昇級まであと一歩、竜王戦も1組なだけあるわ 松尾、強いわ 投了図でも△1一香が光ってたなあ 太地としては、1三に歩を成っていくんじゃなくて、銀を打ち込んで勝負するしかなかったか、 結果論だけどね 感想戦はそこをやっている最中に終わりだった 松尾の強さが出た将棋だった △1一香、これに尽きるね その後の寄せ、これは男子プロは逃さないよね ちなみに昨日の▲里見vs△甲斐の一局、あれはあまりにも逆転しすぎで、どうにも(^^; 甲斐さんにはもちろんがんばってほしいんだけど、あの内容ではNHK杯で女流の勝ちは期待できない、 と思わざるを得なかったです 里見さんも甲斐さんも、もっと強いはずですよね・・・ 松尾の名手で、開幕した今期、注目はやはり3連覇中の羽生を誰が止めるか、ということだろう 毎週日曜、AM10時15分から、チェックイットアウト! カテゴリ: 将棋一般
里見女流三冠vs甲斐女流二冠今日放送された、里見vs甲斐の棋譜を、以下に貼っておきます↓
今回から持ち時間の変更があり、最初の持ち時間が15分から10分に短縮された 考慮時間10回は今までと同じ 先手:里見女流三冠 後手:甲斐女流二冠 ▲7六歩 *解説の山崎七段「勢いもあって、成長した者同士のぶつかりあいですね」 以下、コメントはすべて山崎七段のものです △3四歩 ▲6六歩 △3二飛 ▲6八銀 △3五歩 ▲6七銀 △6二玉 ▲7七角 △3六歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲8八飛 △3四飛 ▲3八銀 △4二銀 ▲5八金左 △3三銀 *▲向かい飛車vs△三間飛車は、相振り飛車の中でも、最も実戦例がありますね ▲4六歩 △4四銀 ▲4七金 △3五銀 *2人の対戦成績は、7戦していて里見6勝、甲斐1勝とのことです ▲3七銀 △3六歩 ▲2六銀 *いきなり激しい展開ですね △同 銀 ▲同 歩 △3三桂 *次の▲2五銀を防いだ手です ▲2七銀 △3五銀 *3六の歩をめぐる攻防になりますね ▲3八飛 *序盤早々にすごいことになってますね *ここで△4五桂があるかどうか? *△4五桂▲同歩△5五角▲2八桂△4六銀でどうか △4四飛 *ほっほおおー これはやわらかい手ですね *▲4八飛△3四飛▲3八飛・・・となれば千日手ですね ▲3六銀 *里見さんは切り合いを好むので、行きましたね △4六銀 ▲同 金 △同 飛 *ここは先手にいっぱい手があります ▲3五銀打 *わー すごい強気ですね 指すのは勇気がいるんですけどね *(ここではまだ両者、考慮時間を9回ずつ残している) △4七金 ▲4六銀 △3八金 *え??? はっはあー!? 普通は△4六金と思ったんですけど、驚きました ▲同 金 *一瞬、金の丸損ですからね △7九飛 *ここで▲6九金と打つ手があるかもしれません *以下△8九飛成▲7八銀△8五桂ですか *甲斐さんは▲6九金を軽視した可能性がありますね・・・ ▲6九飛 *あれ? 飛車でしたね △同飛成 ▲同 玉 △4九飛 *甲斐さんが描いていた局面になったと思います ▲7八玉 △2九飛成 *△4六飛成もあったと思います ▲3九飛 *△2六竜だと、竜が死ぬかもしれません △2六龍 *竜は大丈夫なんでしょうか? ▲3五銀直 △2五龍 ▲2六歩 *甲斐さん苦しいですね △1四龍 ▲3四歩 *厳しいですね 桂取りよりも、▲1六歩~▲1五歩が厳しいですね *(ここでは両者、考慮時間は5回ずつ残している) *甲斐さん、何か勝負手が必要です *△5四桂が有力です △5四桂 *先手としては迷いますね ▲3三歩成 *攻め合い、里見さんの棋風に合っているかもしれません △4六桂 ▲同 銀 *あ、▲2二とかと思いました *こっちは予定ではなかったと思いますけどね △3三角 *甲斐さんがうまく持っていきましたね *後手は桂損ですが竜を作ってます ▲4七金 △3二歩 ▲1六歩 *これは熱戦になってきました △2四龍 *▲3五銀と出させてから△8四竜としようという高等戦術ですね ▲4五桂 *△2二角は▲8六角~▲6五桂があります △4四角 ▲2五金 *竜が死んでしまいました △3一金 *竜を取られるのは大きいです あー、甲斐さん頭を抱えてますね・・・ ▲2四金 △同 歩 ▲2三飛 △5二金 ▲2四飛成 △2七歩 ▲3八飛 *丁寧に受けられて、甲斐さん困りましたかねー *(甲斐はここで考慮時間をすべて使い切った) △1四歩 ▲8六角 △6四歩 ▲5六桂 *厳しい手ですねー △2二角 ▲6四桂 △6三金 *次は▲3三歩が厳しそうですね ▲3三歩かな ▲2二龍 *おおっと! 激しいですね これは指せない すばらしい・・・ そっかあ △同 金 ▲3一角 *里見さん、すごい自信ですね びっくりしました △2一金 ▲4二角成 △7四歩 ▲3二馬 *▲5二馬じゃなくて▲3二馬ですか △7九金 ▲同 玉 △4九飛 *まさかの攻め合いに・・・ ▲7八玉 △6九銀 *あ これはイヤな手ですね なるほど ▲8八玉なら、△4七飛成▲3三飛成△4八竜で合駒が請求できるんですね ▲7七玉 *だから▲7七玉ですね △4七飛成 ▲9五角 *おお 終盤力は私より鋭いですね(笑) △8四金 ▲同 角 *あ、と、これ、先手玉は大丈夫なのかな? △同 歩 ▲8三金 *△5九角は大丈夫なのかな? △5九角 *金合いすると、△3八竜で先手負けですね ▲6八飛 *これはどちらが勝ちになったんでしょうか、逆転? △6四金 *これが詰めろなら甲斐さん勝ちですけど・・・ ▲4三馬 △6八角成 *即詰みのような気がします・・・ ▲同 玉 △4八龍 *里見さんにとっては、かなりめずらしい大逆転負けになってしまいましたかね? ▲5八角 △同銀成 ▲7七玉 △6八角 ▲8八玉 *そう簡単に詰みでもないか △7九角成 ▲7七玉 *詰むや詰まざるやですね △6八馬 ▲8八玉 △7九馬 ▲7七玉 △8五桂 ▲8六玉 △6八馬 ▲7七金 △6三金 *これは冷静ですね これで後手はゆっくり攻めることができますね ▲8四金 △7七桂成 ▲同 桂 △7九飛 ▲8九桂 △6七馬 *後手は自玉が安全になったので、ゆっくり攻めていけばいいですね * *序盤から乱戦でしたが、里見さんの指し回しが落ち着いていてリードしたが、決め手を間違えて大逆転した △7九金がすごい勝負手でした まで130手で後手の勝ち 局後のインタビュー 甲斐「途中はかなり悪い局面もあって、悪かったが、△7九金からだんだん難しくなったと思った」 里見「最後のあたりで読み切れなかったのが残念です 間違えなければ寄せ切れると思ったので、 悔いが残る △6四金で桂をはずされた手が読み抜けだった」 甲斐「NHK杯は子供の頃から見ていて、愛着があるし、読み上げも4年間ほどさせて いただいた棋戦なので、対局者として出れてすごくうれしい 緊張すると思いますが、積極的な将棋が指せればいいなと思います」 カテゴリ: 将棋一般
勝浦 修九段 vs 宮田敦史六段第19期 銀河戦
本戦Dブロック 7回戦 勝浦 修九段 vs 宮田敦史六段 対局日: 2011年1月6日 解説:中村 修九段 聞き手:中村真梨花女流二段 記録:渡辺弥生女流2級 勝浦は予選で佐藤慎一四段に勝って本戦進出 宮田は前局でコバケンに勝ち 22年度の成績は、勝浦3勝5敗 宮田13勝9敗 2人は初手合い 解説の中村修「勝浦は、中原や米長としのぎをけずった世代の大ベテラン、終盤がしっかりしていて、 カミソリ流と呼ばれる 詰将棋作家でもある 宮田は終盤力にたけている、詰将棋が得意、解く方専門」 先手勝浦で、▲四間飛車+穴熊vs△居飛車銀冠になった 修「勝浦は広瀬王位の師匠だから、穴熊にするような気がするなあ」と言っていたら当たりだった さて、中盤、勝浦が▲9五歩から仕掛け、先に香得した宮田が△6六香と打ってきた場面↓ 後手:宮田敦史 後手の持駒:なし 9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・v玉v香|一 | ・ ・ ・v飛 ・ ・v金 ・ ・|二 | ・ ・v桂v歩v銀v金v桂v銀 ・|三 |v香 ・v歩 ・v歩v歩v歩v角 ・|四 | 歩v歩 ・ 歩 ・ ・ ・v歩v歩|五 | ・ ・ 歩v香 銀 歩 歩 ・ ・|六 | ・ 歩 ・ ・ 歩 飛 銀 歩 歩|七 | ・ ・ ・ 角 ・ ・ 金 金 香|八 | ・ 桂 ・ ・ ・ ・ ・ 桂 玉|九 +---------------------------+ 先手:勝浦 先手の持駒:歩 局面は△6六香まで ここで、本譜は勝浦は▲5九角と引いてしまい、以下△5五歩▲同銀△6七香成と進み、 その後は△6五桂~△5七桂成とされて、勝負所がなく先手の負けになった 感想戦で勝浦「▲5九角が敗着」 勝浦が局後に示した、穴熊らしいさばきの順とは? 正解は、▲7七角 これで、以下△5五歩▲6六角△5六歩▲同歩と進めれば、 ▲2六歩からの反撃を見て先手が充分やれた、とのことだった 本譜は▲5九角としたため、後手に成香と成桂で攻められ、一方的になった(^^; 局後、勝浦「こっからはボロボロですね」 あ~、勝浦、結果的にボロ負けだったね 勝浦は引退するそうだが、まあ仕方ないか、と思える内容になってしまった 勝浦は64才、A級には8期在籍、弟子の広瀬ががんばっているし、引退してもいいよね 詰将棋作りとか、対局とは別の方面で活躍してください! さて、明日、NHK杯の女流枠の出場決定戦があります! 見逃さないようにしましょう >第61回NHK杯出場女流棋士決定戦 放送時間変更のお知らせ >4月2日(土)14:20~16:00 NHK教育テレビ カテゴリ: 将棋一般
31才以下の若手リスト ~六段編~今日は六段編の6人です 五段編はまた後回しです(^^;
年齢は2011年3月31日現在、順位戦は来期(70期)の組、竜王戦は現在進行中の所属クラス、 プロ○年目は4月から何年目を迎えるか、最後の数字は2011年3月30日までの生涯勝数、勝率です 私のコメントも付けました 戸辺 誠(とべ まこと) 24才 六段 B級2組 竜王戦4組 プロ6年目 164戦 113勝 51敗 0.6890 将棋大賞 第37回(2009年度) 新人賞 左利きの振り飛車党 特に、石田流とゴキゲン中飛車を得意とする 去年に結婚、長男も生まれた 同じ2010年、第23期竜王ランキング戦5組優勝 順位戦でも、順調にクラスを上げている 69期順位戦でB2で7勝3敗の好成績 人生のすべてがうまく行っている感じの若手、うらやましい(笑) ブログも頻繁に更新しているが、私はあんまり読んでません すいません(^^; 片上 大輔(かたがみ だいすけ) 29才 六段 C級1組 竜王戦3組 プロ8年目 256戦 163勝 93敗 0.6367 東大生で棋士デビュー、東大卒棋士 北尾まどか女流の旦那さん 将棋世界の連載、「コンピュータは七冠の夢を見るか?」でも聞き手として登場していた 解説ではやはり理論的 ブログも頻繁に更新している これから色々とマルチに活躍してくれそうな若手 北尾まどか女流とともに、将棋界を普及方面で牽引(けんいん)してくれそう >1学年上の山崎とは少年時代からしのぎを削り、1万局は指したという。(ウィキペディアより) これ、ホンマか~ すげ~(^^; >趣味はバックギャモンで、2005年には国内大会第12回王位戦で優勝し初タイトルを獲得した。 (ウィキペディアより) へえ~ 村中 秀史(むらなか しゅうじ) 30才 六段 C級2組 竜王戦5組 プロ7年目 214戦 122勝 92敗 0.5701 奨励会の幹事を務めている(たぶんです ネットでは確証が取れず) 将棋ステーションに出演したときも頼りになる大人、という雰囲気だった >本格派の居飛車党。 しかし近年は自らが後手番の際はゴキゲン中飛車などの 角換わり型振り飛車も用いることも多い。(ウィキペディアより) 村田 智弘(むらた ともひろ) 29才 六段 C級2組 竜王戦5組 プロ9年目 297戦 158勝 139敗 0.5320 妹に女流の村田智穂がいる 竜王戦に3組まで上がったことがある 関西所属 え~っと、これくらいです・・・(^^; 宮田 敦史(みやた あつし) 29才 六段 C級1組 竜王戦5組 プロ11年目 310戦 195勝 115敗 0.6290 将棋大賞 第36回(2008年度) 勝率1位賞 169cm、49㎏(平成22年度の将棋年鑑より) 体調不良により、1年間ほど休場したことがある 背広が似合わない(笑) 将棋界なんだから、こういう人がいてもいい、と思わせるユニークな存在 棋界屈指の終盤力は魅力 >詰将棋を解く能力に優れるなど、終盤の読みの正確さで、 >「スーパーあつし君」のニックネームで呼ばれる。(ウィキペディアより) 豊島 将之(とよしま まさゆき) 20才 六段 C級1組 竜王戦4組 プロ5年目 193戦 139勝 54敗 0.7202 タイトル履歴 王将 1回(第60期-2010年度) 獲得合計 0期 将棋大賞 第37回(2009年度) 勝率一位賞・最多勝利賞 谷川に「将来必ずタイトル戦に出てくる」と言われた逸材、2011年王将戦に登場、実現した このときの王将戦リーグでは、森内、深浦、三浦、羽生、康光といったメンバーに勝って久保に挑戦した 「谷川2世」の異名を持つ大器 オールラウンダーで何でも指しこなす 現在7割越えの勝率を誇る 研究会に7つか8つ入っているという話である 第16期銀河戦(3年前)では6人抜きを記録 69期順位戦でもC1で8勝2敗の好成績、将来のA級は間違いないだろう NHK杯で、豊島の将棋をハッシーが解説をしていたとき、中盤でのすばらしい構想力に 「さすが豊島君、天才ですね・・・」と言わしめたのが記憶に残っている カテゴリ: 将棋一般
31才以下の若手リスト~タイトルホルダーと七段編~今期も順位戦が終わり一段落、そこで来期に向けて、若手リストを作ってみました
対象は31才以下の全員です 今回はタイトルホルダーと七段編です(九段、八段は該当者なし) 年齢は2011年3月30日現在、順位戦は来期(70期)の組、竜王戦は現在進行中の所属クラス、 プロ○年目は4月から何年目を迎えるか、最後の数字は2011年3月29日までの生涯勝数、勝率です 私のコメントも付けました 渡辺 明(わたなべ あきら) 26才 竜王 A級 プロ11年目 538戦 363勝 175敗 0.6747 竜王 7期(第17期-2004年~23期)-永世竜王(就位は原則引退後) 登場回数合計 10回 獲得合計 7期 棋戦優勝 合計4回 新人王戦 1回(第36回-2005年) 銀河戦 2回(第13回-2005年,第15回-2007年) 大和証券杯ネット将棋・最強戦 1回(第2回-2008年度) 将棋大賞 第30回(2002年度) 新人賞 第31回(2003年度) 敢闘賞 第32回(2004年度) 殊勲賞 第33回(2005年度) 優秀棋士賞・最多勝利賞 第34回(2006年度) 敢闘賞 第36回(2008年度) 優秀棋士賞・名局賞 15才でプロになり、今や押しも押されぬ若手のリーダー その合理的な指し手で新時代を創る 将来の会長候補筆頭 ブログも頻繁に更新しており、著書も多い そのファンサービスぶりにも拍手 竜王以外のタイトル獲得はもちろん、A級2年目の来年度は名人挑戦にも期待がかかる 字がヘタだったのも克服した すでに一児の父 私の母いわく「もう人間が出来上がっている、この人は何回目の生まれ変わりだ?」 広瀬 章人(ひろせ あきひと) 24才 王位 B級2組 竜王戦4組 プロ6年目 245戦 170勝 75敗 0.6939 タイトル戦登場1回 獲得1期 棋戦優勝 新人王戦 1回(第40期-2009年) 合計1回 将棋大賞 該当なし 振り飛車穴熊のスペシャリスト 振り穴王子の異名を持つ しかし、他の戦法を指しても強い 2010年9月、深浦から4勝2敗2千日手で王位を奪った 今春、早稲田大学を卒業したとのこと 順位戦でC1を抜け、B2でも昇級候補筆頭だ ブログもやっていて、更新頻度もまずまず これからますますの活躍が期待される 松尾 歩(まつお あゆむ) 31才 七段 B級1組 竜王戦1組 プロ12年目 486戦 315勝 171敗 0.6481 棋戦優勝 新人王戦 1回(第32回-2001年度) 将棋大賞 第29回(2001年度) 新人賞 居飛車党 対振り飛車で松尾流4枚居飛穴、横歩取りで松尾流という手がある 69期の順位戦では最終戦で屋敷とのA級昇級をかけた一番に敗れる 高勝率だが、あまり目立たないか・・・(^^; 山崎 隆之(やまさき たかゆき) 30才 七段 B級1組 竜王戦2組 プロ13年目 613戦 416勝 197敗 0.6786 タイトル戦登場 王座 1回(第57期-2009年度) 獲得0期 棋戦優勝 優勝合計 5回 大和証券杯最強戦 1回(第3回 - 2009年度) NHK杯戦 1回(第54回-2004年度) 新人王戦 2回(第31回-2000年度・第35回) 早指し新鋭戦 1回(第21回-2002年度) 将棋大賞 第28回(2000年度) 新人賞 第30回(2002年度) 勝率第一位賞・連勝賞 第31回(2003年度) 連勝賞 第32回(2004年度) 敢闘賞 「西の王子」も、もう30才 69期の順位戦のB1でも6勝6敗の指しわけに終わった 定跡にとらわれない、自由奔放な指し手は魅力たっぷり 才能派で独自の山崎流という形も開発 イケメンで独身、矢内女流との間はどうなっているのか(笑) 常に上位棋士に一発入れるだけの力を持っていることから、もっと活躍が期待される 来期はぜひA級昇級、そしてタイトルに挑戦してほしい 4月からNHK講座を担当する 橋本 崇載(はしもと たかのり) 28才 七段 B級1組 竜王戦2組 プロ10年目 398戦 253勝 145敗 0.6357 タイトル戦出場、棋戦優勝、将棋大賞、意外にも、何もなし ハッシーの愛称で呼ばれる、人気者 四段時代、あまりに個性的な金髪パンチパーマと紫のシャツでNHK杯に登場、ネット上が騒然となった 今は「将棋バー」の経営者でもある ブログもときどき更新している 竜王戦5連続昇級という記録を持つ 69期順位戦で待望のB1に昇級! 来期はA級を狙う 棋風は、正統派居飛車党 地味にコツコツとポイントを積み重ねるタイプ 私はハッキリ言って、応援してます! 阿久津 主税(あくつ ちから) 28才 七段 B級1組 竜王戦2組 プロ12年目 492戦 325勝 167敗 0.6606 棋戦優勝 合計2回 朝日杯将棋オープン戦 1回(第2回-2008年度) 銀河戦 1回(第17回-2009年度) 将棋大賞 第32回(2004年度) 新人賞 第34回(2006年度) 勝率1位賞 第37回(2009年度) 連勝賞 タイトル戦出場こそないものの、その力は周囲の認めるところ 才能派タイプ 矢倉戦で阿久津流と呼ばれる指し方を実践 攻撃的な棋風で見ていて楽しい将棋 69期の順位戦で、ハッシーとともにB1への昇級を決めた 爆発型なので、一気に駆け上がってほしい! 飯島 栄治(いいじま えいじ) 31才 七段 B級2組 竜王戦1組 408戦 263勝 145敗 0.6446 将棋大賞 第37回(2009年度) 升田幸三賞 竜王戦で4期連続昇級で1組に昇級(七段昇段) 69期順位戦でも、B2で7勝3敗の好成績を残す 飯島流引き角戦法を実践 週刊将棋で、佐藤紳哉六段と「深夜A時」というコンビを結成する 次回は、六段と五段編です 合計17人もいるよ どうまとめるか(^^; カテゴリ: 将棋一般
森 ケイ二九段 vs 糸谷哲郎五段訂正:日曜のNHK杯の記事の中で、符号の先後が逆になっていた箇所がありました
訂正しておきました すいません 第19期 銀河戦 本戦Cブロック 7回戦 森 ケイ二九段 vs 糸谷哲郎五段 対局日:2011年2月4日 解説:島 朗九段 聞き手:本田小百合女流二段 記録:渡辺弥生女流2級 土曜に放送された銀河戦 また糸谷の登場だ(^^; 森は予選で滝に勝ち 糸谷は本戦で3連勝中 22年度の成績は、森9勝15敗 糸谷24勝10敗 2人は初手合い 解説の島「森はベテランの大御所、早見え早指しで終盤の切れ味が鋭い、力戦に持ち込むのがうまい 糸谷は若手の伸び盛り、今年度もすばらしい成績、若手の中でも一番の早指し この両者の対戦は力比べになるだろう、戦型は全く予測不能」 先手森で、▲石田流vs△居飛車の角交換の将棋になった 両者、指すのがめっちゃ早い! 今までたくさん観戦してきたが、これは最速だ(^^; 島「手が早いことは予想されたんですけど(笑)」 あまりの速さに、島も笑っている 島「石田流は今流行している 居飛車側は対策に苦労しているのが現状」 島が「△5四角はあまりうまくいかない」と言っていたのに、 糸谷はなんの迷いもなく△5四角と打って、さっそく打開してきた 森も直後に、すぐさま▲4六角と打って、お返しだ 島「森先生も迷いませんね~(笑)」 とにかく手が早い 24での高段者同士の早指しを連想させる(^^; 番組開始15分で、もう戦いに突入している これは見ている分には面白い! 島「糸谷さんも森先生の迫力を感じているんじゃないですかね」 局面はもう緊迫している 島「後手の△5四角と先手の▲4六角、どちらの角が働くかの勝負」 森がさばくか? 糸谷が押さえ込むか? 島「考慮時間に入る前に、中盤たけなわですね」 森が工夫した手順を見せた 角を切って、駒損してから後手の角を殺し、結果として損得なしでさばく、 という実に気づきにくい手順だ これがいい手との島の解説 島「森先生が力を出した気がするなあ これは先手充分では 糸谷は暗雲ただよう展開」 こんな手順、指せないわ 森、才能だなあ 対して、糸谷は1筋の端から勝負をかけた 島「尋常な手では間に合わないと見て、糸谷は端に行った 苦しくなってからの糸谷の妖しい手が見もの」 森はバシバシと指していく やはり森が有利なのか?と思いながら見ていると・・・ 糸谷は銀をじっと△2五銀と出てプレッシャーをかけ、先手に手を渡した 島「こうなってみると、意外に大変か」 何と、糸谷、いつの間にか形勢を挽回している! 森が長考に沈んだ 糸谷が時間を使わないので、森が2~3分考えただけですごい長考に思える(^^; 森、どうする・・・ 森の指した手は、陣形を整えて、後手に手を渡す手だった 島「今度は逆に、森が手を渡した」 おお~、見ごたえがある! 糸谷もこの手は読んでいなかっただろう 今度は糸谷が長考に沈むだろう、と思いきや、またノータイムで指し手が返ってくる! この手も読み筋?? 頭の中はどうなってるんだ? 糸谷、俗手の香の打ち込み、とにかくバンバン指してくる この香の打ち込みなんかも、筋としては悪いけどな~(^^; 島「糸谷は最善手にこだわってないと思う ごちゃごちゃやっているうちに手にしてしまう」 う、うまい 糸谷の攻めが炸裂か この香の打ち込み、俗手だけど受けがないのか? が、森もがんばる 島「森も最善手で対応したと思う」 糸谷と森、2人の才能のぶつかりあいだ 実に見ごたえがある! 少考する森に対し、糸谷はとにかくバンバン指してくる 猛烈に攻める糸谷、めっちゃ速い! 手がどうにも止まらない は、速い!! 怒涛の攻めだ 島「普通は悩むんですけど、悩まないですね(笑)」 こんなに速く指して大丈夫か いつかミスるんじゃないのか 糸谷の飛車の王手に、森の合わせの飛車の合駒の勝負手が来た! が、ノータイムで対応する糸谷! どこまで読んでいるんだ!? 局面も、いつの間にやら、糸谷が圧倒している そのままバンバン指し続け、森が投了するまで、糸谷の手が止まることはなかった 超速の早指しで寄せを決め、糸谷の勝ち! は、はええええー(^^; 132手、番組開始から1時間1分で糸谷は勝ちを決めた 考慮時間を8回残していた うわー、すごい! すごすぎる! 相手の森も早指しだったのだが、森が遅く見えた(笑) 局面、最後は大差がついていた 森は考慮時間を使い切っていて、時間でも完敗だった 糸谷、まさに早指しの天才だ こんなの、才能以外の何物でもないわ 常人にできることじゃない 聞き手の本田「これだけの早指しの将棋だと見ごたえがありましたね(笑)」 本田さんも、あきれて、笑っていた(^^; 島「糸谷は怪物と言われるだけありますね それを見せ付けましたね」 島は、糸谷の早指しももちろんだが、△2五銀の一手、先手に手を渡した技術に特に感心していた この速さ、すさまじいと言うほかないわ あきれるばかりだ 天賦の才能、天才ってこういうことか・・・ Yahoo将棋の「1分切れ負け」で、めちゃめちゃ強い人がいるが、それを見ているような感じだった 森も速かっただけに、森を圧倒した糸谷のすごさが際立っていた なんかもう「将棋」じゃなくて、別のものを見ているようだった(^^; 全くすげーぜ、糸谷! これで4連勝、決勝トーナメント進出決定だ 次は先崎との対戦、これは楽しみだなー 次回も早指しを見せてくれるか? ワクワクだ カテゴリ: 将棋一般
羽生善治三冠vs糸谷哲郎五段 NHK杯 決勝羽生善治三冠vs糸谷哲郎五段 NHK杯 決勝
解説 森内俊之 さあ、いよいよ決勝だ 昨年と同じ顔合わせ 糸谷のリベンジなるか? アナウンサー「羽生は今までにNHK杯優勝8回、前人未踏の3連覇を目指す」 羽生「徐々に気持ちが高まってきた」 糸谷「今年も決勝に進むという大言を吐いてしまったので、達成できてほっとしてます 去年のリベンジを果たしたい」 解説の森内「昨年と同じカードで、2人の充実ぶりが表れている」 矢内はまっ白なスーツ、春らしいね 髪を後ろにまとめていてキレイだ 羽生はここまで、伊藤真吾、勝又、康光、渡辺に勝って決勝進出 羽生「康光との相穴熊の将棋が、手数が長くて印象的でした 終盤が複雑な一局だったと思う 金捨てでの玉の上部脱出が印象に残っている」 あったねえ 金のタダ捨ての中合い、まさに羽生マジックの一手! 森内「私が対局者で相手だったら、飛び上がってますね」 個人的には、勝又との一戦が一番危なかったと思っている あれは羽生が寄せを間違い、負けそうだった(^^; 糸谷はここまで、村山、堀口、郷田、丸山に勝って決勝進出 糸谷「村山との将棋は、序盤でリードしたけど、終盤で失着が出て相当追い込まれた」 個人的には、やっぱり先週の丸山戦だね わずか39手で考慮時間を9回余して勝ち、できるもんではないわ 糸谷「考慮時間がゼロの状態が得意ではないので、残すようにはしている」とのこと 羽生「張り切って、元気のある将棋を指せるように全力を尽くしたい」 糸谷「どんな形になっても自分の将棋が指せればと思います」 過去の歴代優勝者が出され、羽生と大山が8回、ヒフミンが7回、中原が6回優勝だそうだ そして、対局開始! 先手羽生で、後手糸谷の一手損角換わりに進んだ 森内「一手損角換わりは今期のNHK杯、糸谷の原動力 昨年の決勝は先後逆で、羽生が一手損角換わりを指した」 相早繰り銀で、急戦もあるか、と思われたが、羽生が7筋の位を押さえて自重した 森内「波乱の出だしではなくなりました」 2人の対戦成績が出され、羽生の2勝、糸谷の1勝とのこと 昨年の8月には糸谷が横歩取りで羽生に勝っているそうだ へえー 糸谷の強さについて聞かれ、森内「将棋の感覚を変えてしまうような怖さを感じる 今は糸谷は、指していて、手が見えてしょうがないんじゃないか」 羽生の強さについて聞かれ、森内「ここが強いっていうのがないのが本当の強さ、 どこをとってもスキがない」 矢内「糸谷は同世代の豊島らの活躍も刺激になっているのでは」 森内「周りに強い人がいるのは、一番の上達の近道ですよね」 まさに羽生世代は最強の世代だもんね さて、羽生が右銀を▲5五銀~▲6六銀と繰り替え、▲3七角と打って、局面の打開を図ってきた 糸谷は即座に△3五歩と勝負! ここはその一手とは言え、指すのがめっちゃ早い(^^; 決勝というのに、両者、実に指し手の決断がいい 羽生は7筋で金銀を取り、糸谷は角を取るという、一気に激しい展開になった もう形勢、どっちかがいいはずだが・・・ 矢内「これは激しいことに」 森内「パッと見、先手が良くなる順がありそうだがわからない 糸谷のしのぎが見もの」 森内の解説では、単純な飛車の取り合いは糸谷が勝ちとのこと おお、糸谷、やったか?? 羽生は飛車を取られないように細かく逃げている 70手目、森内は「後手としてはいったん飛車を△3四飛と逃げておき、 ▲4五金とさせて飛車を捕獲させて、△2三角と打つ順でどうか」と言っている おお、△2三角、味がいいじゃん! それで行け、糸谷! ・・・が、糸谷は、と金を引いてすぐ飛車を取らせる順を選んだ 森内「と金を引き付ける糸谷らしい粘りの手 玉を上がって来ようとしているんでしょう 糸谷の中段玉は生命力があるんですよね」 羽生が攻めをつなげるか、糸谷が受けきるか? 羽生の攻めもギリギリだぞ 森内「糸谷は持ち味を発揮してますね」 糸谷、と金を3四まで引きつけた これで受けきれているのか? 手が進み、森内「先手はどう攻めたらいいかわからない」 矢内「▲4六桂は?」 羽生の着手は▲4六桂! 森内「あ さすが すばらしい 矢内さん正解ですね」 矢内「えへ」 矢内、口癖の「えへ」が出た かわいい(笑) 森内「まだ決まってはいないと思います」 羽生、攻めが竜と持ち駒の金だけになり、手が注目されたが、羽生の手は▲3一金! そうやるものか 糸谷も△1四角と投入して粘る どっちがいいんだ・・・ と金を作ろうとする羽生に対し、糸谷は△5三銀~△6二銀打! 気づきにくい手だな~ 森内「わけがわからなくなってます」 矢内「糸谷らしい怪しい粘りですね」 が、羽生の▲6四歩が来た! 糸谷、打った銀を狙われた ついにこの歩が間に合ってしまう展開になってしまったか 糸谷からは攻め合いたいという意思が感じられるのだが、こうなってはどうにも羽生玉は固い 冷静な指し手を続ける羽生、間違う雰囲気が全く感じられない 後手からは攻めがない 羽生はとうとう、と金を作ることに成功 森内も思わず「羽生さん、強いですね」 ああ・・・ ダ、ダメだ・・・・ 万策尽きた糸谷、123手で投了! 羽生の勝ち、羽生、NHK杯3連覇! 見ていて、「ああー」と大きな声を出してしまった 糸谷負けか! 残念! 別にどっちに肩入れしているわけでもないつもりだったが、 自分は糸谷を応援していたんだな、とわかった(^^; あー、羽生の壁は厚かった・・・ 森内「糸谷の迫力のある追い込みでどうなるのかわからなかったが、羽生が突き放して貫禄を見せた」 一局を通して、羽生の飛車と竜の使い方がうまかったと思えた一局だった 羽生は受けでは、飛車の細かい逃げ方で取らせず、攻めでは竜の細かい使い方で手を作った 一手一手丁寧に指し、わずかでも相手を上回る、という将棋だった 羽生が決定的にピンチ、という場面はなかったと思う 感想戦では、70手目の、と金を引いたところを糸谷がやろうとしたところで時間がきてしまった 糸谷「やっぱ、と金引きではダメか」と言っていた あそこは大きな分岐点だったからね でも、糸谷が別の順を選んでいても、それはまた別の一局、羽生はそれに対応して指していたであろう アナウンサー「3連覇、獲得9期の気持ちは?」 羽生「終わって、カップをいただいて、実感がわいてきた」 アナ「もう1回優勝すると、名誉NHK杯ですが?」 羽生「まあ、一生懸命やって、目指していければいいと思う」 名誉NHK杯なんてあるのか、取れる可能性があるのは、実質、羽生だけじゃないか(^^; 糸谷「次は重いカップを持てるようにがんばります」 準優勝で終わった糸谷だったが、前期に引き続き、今期も一番目立ったことは間違いない そのノータイム指しで他のプロを恐怖に陥れているね またしても羽生には勝てなかったけど・・・ あー、しかし、個人的な感想としては、また羽生が優勝してしまったか、という感想だ そりゃあ、羽生が強いのはいい でも、その強い羽生に勝つ、という大番狂わせがあるときが、 一番面白いんじゃないか、と思っている 今回のNHK杯では、勝又にそのチャンスがあったのだが・・・ 羽生、NHK杯3連覇、獲得9期ですか やはり将棋界はこの人抜きでは語れないですね 康光戦の▲9六金は、今後も語り継がれるのでしょう 参りました! あと、矢内さん、今期も聞き手、良かったです 毎度毎度、違った髪型で楽しませてもらいました ありがとうございました 来期度は3年間の任期の最後ですね 矢内さん、来年度もよろしく! カテゴリ: 将棋一般
4月からBS2がなくなり、NHK杯も時間10分短縮A級順位戦のドキュメント、まずまず面白かったです
控え室の様子、東京の大盤解説の様子が見れたのが貴重でした でもやっぱり、3月2日の当日に生放送で見た迫力にはかないませんでしたけどね で、話は変わって、4月から、なんとBS2というチャンネルがなくなってしまう、とのこと! 毎週土曜にあった、囲碁将棋ジャーナルはどうなるの?(先週のジャーナルは後半を録画失敗した) 名人戦の放送とかもなくなるの? A級最終日の放送もなくなってしまうのでしょうか? それに加えて、NHK杯も4月からは時間が短縮になるということが、週刊将棋に出ているではないですか 週刊将棋の3月23日号のP3の将棋講座4月号の宣伝の欄に「放送時間が変わります」と書いてあり、 将棋講座が10:00~10:15、NHK杯は10:15~11:45 になっているんです NHK杯枠が実質、10分の削減! ぐ、ぐうう まあ、確かに今までの1時間40分は長いと言えば長かったですけど・・・ ジャーナルとNHK杯、4月からどうなるのか、見守りたいです これ、今、ウィキペディアで調べたら、見つかりました↓ >2011年4月から地上波の教育テレビで放送の「囲碁・将棋フォーカス」 >(毎週日曜日11:45 - 12:15)に引き継がれる。 ほー、そうだったんですか 全くなくなるわけではないんですね 棋譜解説の時間はもうなくなりますね まあ、棋戦情報が流れるだけでも、毎週の楽しみなので、良しとせねばなりませんかね カテゴリ: 将棋一般
NHK将棋番組放送時間のお知らせ明日、BS2でA級最終戦のドキュメント番組がありますね
それと、あさって日曜のNHK杯の時間がいつもより10分早まってます 注意ですね 早指しの糸谷だから、開始10分で勝負がついているかも?(笑) 以下、連盟のページより↓ >3月2日、東京・将棋会館で行われた第69期順位戦A級最終局のドキュメント番組 >タイトル 「ドキュメント2011 将棋界の一番長い日」 >日時 3月26日(土) 午後0:10~1:09 >再放送 3月28日(月) 午後11:00~11:59 >放送局 NHK「BS2」 >東北関東大震災の影響で延期となっておりました第60回NHK杯テレビ将棋トーナメント決勝戦の >放送時間が下記の通り決定いたしました >日時 3月27日(日) 午前10:10~11:50 >※将棋講座は14:40~15:00放送予定です カテゴリ: 将棋一般
戸辺 誠六段 vs 真田圭一七段第19期 銀河戦
本戦Bブロック 7回戦 戸辺 誠六段 vs 真田圭一七段 対局日:2011年1月6日 解説:中村 修九段 聞き手:中村真梨花女流二段 記録:渡辺弥生女流2級 戸辺は予選で伊藤真吾に勝ち、真田は前局で金井に勝ち 22年度の成績は、戸辺20勝9敗 真田8勝9敗 2人は初手合い 解説の中村修「戸辺は自分から動いていく独特な振り飛車党、 久保とも鈴木大介とも違う戸辺流を思わせる 真田はバランスが取れている居飛車党 時として恐ろしく気合いの入った手が出る」 聞き手は真梨花ちゃんだ いつもどおり顔が丸いね 先手戸辺で、ゴキゲン中飛車 対して、真田は飯島流引き角だ 修「引き角はまだ序盤が確立されていないので、自分で工夫する楽しさがあるんでしょう」 両者、じっくりした駒組み合戦になった ずーっと駒組みをやっている 開始から45分、ようやく戦いが起こった 序盤はほとんど、見ていてもしかたない、という内容 実に長く感じた(^^; ▲4枚穴熊vs△高美濃だ 戸辺が順調に4枚穴熊に固めて一歩手持ちにしているのに対し、真田は手損して高美濃だ この時点で、勝負あってしまった 完全に真田の作戦負けだ 真田のほうは、明確なポリシーが全く感じられない 戦いが起こり飛車交換になった後、戸辺は決め手を出すには戦力が不足か、と思われたが、 3筋から歩で手を作ることに成功 これはうまかった 後は固さを活かして、133手で戸辺の勝ち、終わり ・・・これしかくらいしか感想がない将棋になってしまった(^^; 修「玉を固めてさばく、戸辺らしい将棋だった」 124手目、真田は△6九飛と打ったが、これはないだろう、と思った 4枚穴熊に対して、横から攻めてもどうにもならないわ 修も「横からの攻めでは、まるきりダメ」と言っていたのだが・・・ 実際、全く飛車は働かなかった 激指定跡道場2では、ここでは+619で先手有利なものの、△1五香としておけば、 まだ逆転の余地があったかもしれない数値だった 本局のポイントは、真田の引き角って、いったい何がやりたかったのだろう?ということに尽きる 相手が中飛車にしているのにも関わらず引き角にしたので、 △5三角と上がりづらかった(角頭が狙われる) 戸辺が着々と4枚穴熊に組んだのに対し、真田からは手がない状態だった △3二銀と上がっているので、真田のほうは穴熊にはできなかった 右銀の使い方が変だったのかもしれない 飯島流引き角戦法の本には、振り飛車側が穴熊に組んできたときの対策は書いてないのだろうか? 私は本を持っていないのでなんともわからないけど・・・ 升田幸三賞を取った戦法なのだから、こんなにあっさり作戦が破綻するとは思えない 本家飯島がこの一局の棋譜を見たら、これはただの「引き角戦法」、 「飯島流引き角戦法」ではない、と言うかもしれない そんな内容だった カテゴリ: 将棋一般
第69期順位戦が終わっての感想感想と言っても、棋譜とか全然見ていないんですけどね(^^;
A級順位戦の最終局、BSの放送を見ただけです 後は数字だけ見ての感想です (カッコ)の中は年齢です 年齢は順位戦データベースにもとづいてます 段位、敬称略です <A級> 始まる前の私の事前の予想は、挑戦森内(40)、 降級はタニー(48)と藤井(40)がやばそう、と書きました 名人挑戦は7勝2敗で森内 予想が当たりました 過去のデータから予想しただけですけど(笑) 降級は3勝6敗で木村(37)と藤井 負けて落ちる分にはもう仕方ないですね 藤井はTV対局の解説をしているとき、終盤になると、ガクーンと解説の精度が落ちますからね(^^; タニーは4連勝から5連敗で、うーん、という成績でした 危ないのか、まだやれるのか・・・ 7つタイトルはあるし、他にもトーナメント棋戦はあるし、 タニーには何か1つ優勝してほしいんですけどね(達人戦は非公式戦) 渡辺(26)は挑戦を争い、久保(35)は最終戦の森内戦、負けたけど魅せました あの一局は感動しました 両者、タイトルホルダーで、A級は当然でしょう! あと、特筆すべきは、高橋(50)でしょう 5勝しての勝ち越しは立派ですね、すごい! <B1> 昇級は康光(41)と屋敷(39) 康光はさすが! 9勝3敗で独走でした A級で変則戦法で暴れてほしいです 屋敷も、順当と言えば順当、何しろ18才で棋聖になってますからね C2も1期で抜けてますしね C1で14期という悪夢を見ましたが(^^; 39才にしてA級は遅すぎたくらいですよね ただ、最近の屋敷は、「お化け屋敷」とか「忍者屋敷」とか言われた若い頃に見られた、 びっくりするような指し手がほとんど見れなくなっているのが気になります 屋敷が後手番で、中盤で9九に金を打ちこむというすごい手を指したのが、 おぼろげな記憶として残っているんですけどね そんな手をまた指してほしいです 降級は杉本(42)と豊川(44)でした まあこれも、総当りの4勝8敗なんで仕方ないですね 杉本はTV棋戦の解説を聞いていると、対局者の手に驚いていることが多く、 あんまり強いと思えないのが正直なところ(^^; 豊川も、2年前がんばってB1に昇級しましたが・・・ やはり荷が重かったか 豊川の解説、私は大好きなんですけどね でも、降級が決まってからでも康光と畠山に勝って連勝、意地を見せましたね 中村修(48)と、中田宏樹(46)は、5勝7敗で残留、これはがんばったと思いますね 山崎(30)には、また来期に期待、ですね 6勝6敗で全く平凡な結果に終わってしまいました 一時期、10~15年くらい前ぐらいでしょうか、 B1は、B2から来た人が1期で必ず1人はAに上がる、ということが続き、ただの通過点、 と思われていた時期もあったんですけどね 今のB1は、居るだけでかなりのステータスと思います 「鬼のすみか」と言うのに、またふさわしいメンバーになってきていると思いますね <B2> ハッシー(28)と阿久津(28)が昇級 ハッシー、やりましたね~ 私もうれしいです ハッシーはC1を1期で抜けたとき、将棋世界の「昇級者の声」のページに、 「また来期もここに書きます」と書いてから4年かかりましたけど、やってくれました! 阿久津も順当! B1でも活躍してくれるでしょう 次点に終わった中川(42)も私はかなり好きなんですけどね 理事でもあり、NHK杯での羽生戦の大逆転負けを、 後で紙面で詳細に解説してくれていたことも好感が持てました でも、昇級のイスが2つしかないんですよね 中川も昇級させたかったですが・・・ B2は、一昔前、なんかスカスカなイメージがあったんですけど(^^; 最近は曲者ぞろい、という感がして、層が厚くなってきてますね <C1> ここは昇級の激戦区! 間違いなく、全クラスの中で昇級が一番難しいところでしょう 広瀬(24)と田村(35)が昇級 広瀬は王位、タイトルホルダー、全く順当ですね でも、広瀬が負けた1敗は、田中魁秀(64)に負けたんですよね C1は厳しい! 田村の昇級は予想外(^^; どうしても、田村は早指し、というイメージがあったのでね 村山(26)は9勝1敗で頭ハネ! ぐああ厳しい! 10戦中、9勝したのに昇級できないなんて・・・ どうにもこうにも、かわいそう! 小林裕士(34)通称デカコバは8勝2敗で4位、豊島(20)も8勝2敗で5位、これも残念です 逆に、内藤(71)は、2勝8敗でも降級点を免れてます・・・ 順位戦の制度の理解に苦しみます <C2> 佐藤天彦(23)糸谷(22)稲葉(22)が昇級 若手3人ですね 天彦は10連勝でダントツ、お見事! 糸谷も稲葉も順当でしょう 天彦とか糸谷とか、まだC2にいたのか、という感じです 4位以下は、8勝2敗で遠山(31)澤田(19)アベケン(22)菅井(18)となりました のきなみ、若手がずらりですね 若手の中でブロガー遠山も活躍しましたね これからもブログを続けてほしいです 横山(30)は、最終戦地力だったのですけど、最後の相手がアベケンで、相手が悪かったか・・・ 降級点のほうは、このクラスは毎年8~9人もつくし、後がないクラスなので、逃れるのも大変ですね 三段リーグは門倉(23)と阿部光瑠(あべこうる)(16)が昇段とのこと 16才の阿部に注目ですね 阿部が3人もいてややこしくなりましたけど(^^; さて、順位戦の制度で、どうにも納得がいかないことがあります (昇級者の数は、何か理由があって増やさないのだろう、とあきらめています) それは、持ち時間が各6時間、対局開始が朝の10時、ということです このせいで、順位戦は終局が夜の12時を過ぎるのも当たり前、となっています これはどうにかならないのでしょうか? これでは普通に暮らしているファンの人が、ネット中継を見るのにあまりに不都合です 夜中の12時を過ぎても、まだやっていて、それを見てくれ、と言うなんて、常識はずれです 私は順位戦の中継に全く興味を持てません 今の制度で、ネット中継の会員になってくれ、と言うほうがおかしいんではないでしょうか 持ち時間6時間を変えたくないのかもしれません それなら、せめて対局を朝の9時から始めてはどうでしょうか? 夕食休憩の時間も少なくしたら、多くの対局がもっと早い時間に終わるんではないでしょうか こればかりは言わずにおれなかったので、書かせてもらいました ただ、なんだかんだ言って、順位戦は面白いです 一人ひとりの一年間の成績が表に出るのは、見ていて非常に楽しいです 囲碁のほうでは順位戦がないそうなので、もし順位戦がなくなったら、とてもさみしいですね カテゴリ: 将棋一般
飯島栄治七段 vs 大平武洋五段第19期 銀河戦
本戦Aブロック 7回戦 飯島栄治七段 vs 大平武洋五段 対局日: 2010年12月15日 解説:佐藤義則八段 聞き手:藤田 綾女流初段 記録:井道千尋女流初段 19日の土曜に放送された銀河戦 大平は小倉、村山、脇に勝ち3連勝中 飯島は植山に勝ち本戦進出 22年度の成績は、大平11勝10敗 飯島16勝6敗 2人の対戦成績は飯島の2-0 解説の義則「大平は早指しが得意、長い持ち時間でも早く指す 飯島は勝率がいつも高い、トップで活躍する可能性がある人、2人とも居飛車党」 先手大平で、横歩取りになった なったというより、なってしまった 2局連続で△8五飛だ うあー(^^; 飯島は△5二玉型の中原囲い、最新形だ 大平は早指しのはずなのだが、序盤からすごい長考している 飯島も長考でお返し、開始から50分も経って、ようやく戦いが始まった うわーなげー(^^; 正直、この一局、50分経ってから見始めても良かったね ここからは華々しい戦いで、大平はポンポン指していく 大平、いけるのか? が、感想戦では、大平「自信がなかった」とのことだった あらら、自信がないのに早指しだったわけか(笑) 30秒将棋で、私なんかはどうなってるのか形勢がわからなかったが、 最後は飯島は23手詰めの即詰みを読み切り、先手玉を詰ませた 108手で飯島の勝ち 義則「大平にもチャンスはあったと思うが、飯島の鋭い寄せが決まった 飯島の勝率の高さを感じた」 この一局、序盤は超スローペース、終盤はずっと30秒将棋での目まぐるしい早指し、 この展開は見る側にはつらいと思う 解説の義則も、やりづらそうだった そして2局連続の△8五飛で、どうにも見ていて苦しかった △8五飛は、たまーに、でちょうどいいです・・・(^^; 母が「庭掃除を早くやれ!」と言うので、今から庭の草引きです がんばります(^^; カテゴリ: 将棋一般
片上大輔六段 vs 稲葉 陽四段第19期 銀河戦
本戦Hブロック 6回戦 片上大輔六段 vs 稲葉 陽四段 対局日: 2010年12月16日 解説:脇 謙二八段 聞き手:貞升 南女流1級 記録:伊藤明日香女流初段 17日の木曜に放送された銀河戦 稲葉は西川、上野、福崎に勝ち3連勝中 片上は佐藤義則に勝ち本戦進出 22年度の成績は、稲葉20勝6敗 片上10勝7敗 2人は初手合い 解説の脇「稲葉はものすごい攻め将棋、寄せが鋭い 片上は攻守のバランスが取れていて、戦いじょうず、横歩取りの最新形になるんじゃないか」 先手稲葉で、横歩取り△8五飛だ 脇の予想どおり、最新形に進んだ 脇「予想が当たって良かったです △3三桂が僕の得意形なんですけどね」 聞き手の貞升「あ! そうなんですか」 おーい、脇の△3三桂というのはけっこう有名と思うが、女流は知らないのかな 脇「でも、△3三桂と跳んだとたんに、後手の勝率は3割くらいのイメージです(笑)」 ・・・それは、かなり落ちるね(^^; 脇さん、最新の情報もけっこう知っているらしく、解説の口調に落ち着きがある 39手目のあたり、脇「ここまでは前例がありますね」 貞升「あ! そうなんですか」 え~と、貞升さんは何にも知らないのか(^^; まあしょうがないか 女流だもんね でも、貞升さん、変化手順のところで鋭い指摘をし、脇に「あ! それはいい手ですね」と言わせた おー、なかなか強い! いいよいいよー 貞升さんはNHK杯でよく記録を取っているし、 女流と言えども、プロだから強くあってほしいもんね さて、片上の角切りの強襲に対し、稲葉は攻め合いで応えた もういきなり終盤だ 脇「これは読みの世界です、終局まで読み切らないといけない しかし激しくなりましたね~」 ここから稲葉、片上、両者が魅せた 稲葉、四方に利く▲4五角! これが受けにも攻めにも、4方向に抜群の効き目を発揮した 4方向にこれだけ働く角というのは、めったに見ない手だ 片上はどうする・・・ 片上は玉の早逃げ! お~、なるほど~、いい手っぽい! 一手指したほうが良く見える さらに、稲葉は▲7四歩~▲6四歩と実にうまい歩の使い方で、歩を攻めに参加させることに成功した 脇「んー、▲7四歩、▲6四歩はうまい手作りでしたね~!」 で、稲葉、飛車を見捨てて、一気に寄せに行った! 脇「あー! 行きましたねー この辺が稲葉は寄せが鋭いんですよ」 まだ考慮時間も残しているのに、稲葉は決断が早い しかし? 片上、最後の王手ラッシュで、まだわからないか?? が、稲葉、読み切りだった 合駒を間違えずに対応し、キッチリ勝ちきった 105手で稲葉の勝ち 脇「片上の攻めが成功してうまくいったんですけど、稲葉が歩で手を作ってペースを握った 寄せも鋭かった」 貞升「▲4五角が効きましたね」 うんうん、なかなか面白かった 横歩取り、他人の手を見ている分には、気楽でいいわ(^^; 脇さんの解説も好感触だった 最後、片上が王手し続けても、先手玉は詰まなかったね 感想戦では、片上が玉の早逃げをした手が疑問、とのことだった 指している最中はいい手に見えたけどね もうそれが即、敗着になるレベルなんだね 片上は29才でまだ若いんだけど、稲葉は22才、この若さには勝てないか・・・ 稲葉22才、豊島20才、糸谷22才、アベケン22才、佐藤天彦23才、菅井18才、 こういう若手が目立っていて、将棋界が面白くなってきたと思う! カテゴリ: 将棋一般
糸谷哲郎五段vs丸山忠久九段 NHK杯 準決勝糸谷哲郎五段vs丸山忠久九段 NHK杯 準決勝
解説 谷川浩司 東日本大震災の影響で、休みになっていたNHK杯が再開された 私は引越しがようやく終わり、愛知で見る初めてのNHK杯だ さて、どんな将棋になるか 糸谷vs丸山かあ やはり、角換わりの難しい将棋になるのか? 矢内は相変わらずきれい、髪がロン毛でウェーブをかけている また今回も髪型、凝っているね どんどんお姉さんになっていく感がある 早いとこ、結kk(以下略) 解説は、なんとタニー! うわあ タニーが出てきただけで、うわあ、となる やはりタニーには華がある! スターなんだね 糸谷は、村山、シーザー、郷田に勝って準決勝進出 丸山は、豊川、松尾、三浦に勝って準決勝進出 タニー「糸谷は前期NHK杯で準優勝なので、今回も順調というところ、 丸山は今年度、大事なところで星を落としているので、気合いが入るでしょう」 事前のインタビュー 糸谷「決勝に羽生先生が進まれているので、リベンジを果たせるように、決勝進出したい」 丸山「糸谷は早指しが得意、決断力もいいので、勢いに押されないようにがんばりたい」 対局開始の挨拶をする両者 糸谷「よろしくお願いいたします」 丸山「お願いします!」 丸山、大きな声で気合いが入っているね うんうん、さあ、どうなるか 先手糸谷で、丸山は横歩取りに誘導だ 糸谷、いつもながら手がはええー、 と思っていたら、いきなり手が止まって、考え始めたぞ 糸谷、横歩を取るかどうかで、長考だ タニー「後手の横歩取りの指し方が、△5二玉型と△8四飛型が新しく出てきた 先手も対策が大変」 そういうことか で、糸谷は▲2八飛と自重! 丸山が△7六飛で横歩を取った 矢内「後手の横歩取りになりましたね」 タニー「先手は一歩損したけれど、手得を活かしていく将棋」 後手の横歩取りとはめずらしい 手将棋になりそうだ 前回の▲羽生vs△渡辺が、完全な研究将棋だったのと比べると、今回は正反対になりそうだ ワクワク この2人の対戦成績は、糸谷の1-0ということだ 平成22年の棋王戦の一局のみ、か タニー「(糸谷は今22才だが)20代の前半での大きなチャンスを物にしなければいけない」 まあ、タニーはなにしろ、21才で名人を取っているからね この記録はすごすぎだよね(^^; タニー「糸谷は大学院へ進むんですね めずらしいですね」 さてさて、もう局面がのっぴきならないことになってないか? ▲8五歩、とフタ歩をしたら、先手が後手の飛車を捕獲できそうだぞ タニー「▲8五歩と打ちましたね ただでは済まないということになりましたけど」 本譜の進行も▲8五歩だ! こ、これは面白い! もう、盤面にド注目だ タニーの解説によれば、後手からも△2七歩、△5四角などの反撃があり、どうか、というところか うんうん、タニー、いいよいいよ 面白いよ 実戦はどうなる? 丸山の強引な8筋突破の△2七歩~△8七歩~△8九角に、 タニー「この瞬間が後手としては怖いですね~」 で、糸谷の着手は▲9五角!? な、なんだこれは?? タニー「これはちょっと・・・ 後手がピンチかも・・・」 この一手、タニーですら見えていなかった 私なんかもう全くダメ(^^; ええ?? 丸山はどうなの? 見落とし? うっかりか!? だとしたら、取り返しがつかないことになりかねないぞ 何しろ、もう大乱戦で引き返せないからね タニー「後手が踏み込んでいったんですけど、▲9五角の返し技があって・・・」 矢内「面白い角ですね」 タニー「気がつきにくい手ですね」 丸山考慮時間を使ったが、指したのは、もうこれしかないか、という仕方のない特攻だった 糸谷、ノータイムで飛車を取り、▲6五桂跳ね、すんごい味のいい一手!! これが後手の玉頭直撃! タニー「この桂跳ねは相当きびしいですけど、なんとか凌げれば後手にもチャンスがめぐってくる」 丸山、玉頭をどう受けるかな、と思っていたら、なんと自陣に△4二金打ち! これが手堅いかあ そうかあ まだ難しいのか、と思いきや、糸谷、ノータイムで ▲2八飛打ち!! 飛車の2段重ね!! な、なんじゃこりゃ?? タニー「これがあると思ったんですよね」 矢内「はぁ~! はぁ~ すごい・・・」 これが決め手か!! 飛車の2段重ね、気持ちいい!! 矢内呆然! これは・・・ 後手陣、崩壊している! 投了しかないか? もうダメ? どうだ? 丸山「負けました」 読み上げの藤田女流「まで、39手をもちまして、糸谷五段の勝ちでございます」 でええええー、39手!! 超短手数!! 糸谷、NHK杯の準決勝という大舞台で、A級棋士を相手に、39手で勝ち!! 糸谷がまた一つ、伝説を作った! わ-おうう! 明日のスポーツ新聞の見出しはこんな感じだね 「糸谷、新たな伝説!」 「A級棋士を39手で撃破!」 「決勝は2年連続で同カード、羽生vs糸谷!」 すんげー、糸谷、やってくれるぜ! ▲9五角と▲2八飛打! 大駒をここまでうまく使えれば、横歩取りは楽しいだろうね~ いや~、見ていても面白かった! タニー「丸山は▲9五角をうっかりしたと思う」 矢内「横歩取りの怖さがよくわかる将棋でしたね」 丸山ほどの棋力をもってしても、39手で負けてしまうんだね 横歩取りは、大差がつくのを恐れていては指せない戦法、ということだね これは私のような「横歩取りは定跡をいちいち調べるのがめんどう」と思っているアマチュアには 受ける将棋だったわ 力戦で、大技が決まって一気に勝ち、という、実に楽しい将棋だった ボクシングでいうと、1ラウンドKOだ こういうの、たまにあるといいわ これもまた将棋って感じで、いい! 39手はすごい! たぶんNHK杯史上最短だろう、しかも、後手玉がちゃんと寄っているんだからね 番組開始から53分で終局してしまったため、40分以上も感想戦の時間があった でも、もうめんどうなんで見なかったです(^^; 明日の将棋タウンさんの「NHK杯に見る受けの手筋」を楽しみにしてます さあ、いよいよ決勝だ 羽生vs糸谷、糸谷のリベンジなるか? 好局を期待!! カテゴリ: 将棋一般
塚田泰明九段 vs 菅井竜也四段第19期 銀河戦
本戦Fブロック 6回戦 塚田泰明九段 vs 菅井竜也四段 対局日: 2010年11月11日 解説:安用寺孝功六段 聞き手:山田久美女流三段 記録:井道千尋女流初段 3月10日に放送があった銀河戦 見るのが今日になってしまった もう対局日からずいぶん経ってるね(^^; 塚田は予選で石田九段に勝ち 菅井は清水女流、村田智、村中、中座、日浦に勝って5連勝中 22年度の成績は、塚田4勝11敗 菅井19勝6敗 2人は初手合い 解説の安用寺「塚田は攻め100パーセント 鋭い攻め将棋だが、最近は受けに立つことも増えてきた 菅井は今年デビューの18才、コンスタントに勝っている印象」 安用寺「塚田は若い頃、王座も獲った、棋戦も3つほど優勝した、22連勝もした、 塚田スペシャルも編み出し、流行した A級にも7年いた」 ・・・今、塚田は46才、まだ老け込む年でもないのに、今年もC1で降級点を取ってしまっている いったい、何でこんなに弱くなったのだろう、不思議だ が、今日の塚田は積極的だ 先手塚田で、後手菅井のゴキゲンに対し、5筋の位を奪い返し、 2枚銀で押さえ込みを図る展開 塚田は7五と6五に銀を繰り出し、いい感じだ 安用寺「塚田、意欲的ですね 一気にひと潰しにしてやろう、という指し方ですね」 「かまいたち」のような作戦だ 位を取って、厚みで、という指し方は個人的に好きだ 菅井は△5三歩と誤り、すごい手損している これは塚田が作戦勝ちか? 安用寺「塚田ペースの気がする 後手から7六と6六の2枚の銀を追う手がない」 菅井の棋風として、久保に似たさばきが持ち味だが、 この将棋は、先手のほうが金銀4枚が玉に寄っていて、 固さでも上をいっているぞ さばきを発揮しようにも、どうにもならないのでは? 菅井、どうするか、と思って見ていると、△3三角で次に△5五角を狙った、のだが、 △5五角をあきらめて、じっと△2二角! うーわ!? なんだこれは、一手パスだ いや、二手パスと言えるかもしれない 安用寺「これが18才の手ですか(笑)」 すごい辛抱!「先手から動いてきてくれ」という意味なのはわかるが、△3三角~△2二角って・・・ 18才が指す手とは思えん! で、塚田が「じゃあこっちも、のんびりと桂を取りに行きますよ」とした瞬間に、 △9三桂の勝負手が来た! で、後はお互いに30秒将棋に突入した それまでが両者ともに時間を使ってじっくり指していただけに、 ここから一気に手のスピードが上がり、私はついて行けなかった(^^; わけのわからないうちに、菅井はしっかりと一手勝ちを読みきり、勝ちを手にしていたではないか! 104手で菅井の勝ち! 安用寺「菅井はしっかり耐えて、最後のワンチャンスをモノにした」 な、なんでぇぇぇー? 菅井、勝ち方が強すぎるで・・・ 一般的には、 作戦負け→暴発→ベテランに的確にとがめられて負け これが本来の若手のパターンだろう 菅井の場合、 作戦負け→じっと辛抱、とにかく辛抱→秒読みになるまで耐える→30秒将棋が続き、 だんだんわけがわからなくなる→ベテラン塚田が暴発→的確にとがめて勝ち こういう流れになってる! 「勝ち方知ってます」という菅井のお手本、講座みたいな番組になってしまった ええー・・・? 知ってても、できるものではないで・・・ 塚田、全然弱くなかった むしろ、指し手には勢いがあったけど・・・ 感想戦では、 塚田「全体的に押していたんですけどね」 菅井「ずっと苦しいと思っていた」 菅井、これで18才か! なんでこんなに、将棋が「もう出来上がってる」の?? マジで?? これが18才の手?? と思える一局、もう老練というような指しまわしだった ヒカルの碁の緒方九段が「その練達さは 長久の歳月を思わせる!」 それくらい言ってもおかしくない一局だった お、恐るべし菅井・・・ カテゴリ: 将棋一般
長沼 洋七段 vs 高崎一生五段第19期 銀河戦
本戦Gブロック 6回戦 長沼 洋七段 vs 高崎一生五段 対局日: 2011年1月28日 解説:日浦市郎八郎 聞き手:上田初美女流二段 記録:井道千尋女流初段 3月の12日の土曜にあった銀河戦 長沼は予選シード 高崎は前局で横山に勝ち 22年度の成績は、長沼14勝13敗 高崎17勝8敗 2人は初手合い 解説の日浦「長沼は若いときは居飛車党だったが最近は振り飛車も指す 受けの強い将棋 高崎は期待の若手、振り飛車党」 先手長沼で、3手目にゴキゲン封じに出た 初手から▲7六歩△3四歩▲6八玉だ これに対し、高崎は4手目△8四歩、日浦「ちょっと変わった将棋になりそうですね」 この4手目が、成功したと思える展開だ 後手のヒネリ飛車になった 日浦「後手のヒネリ飛車はめずらしいですね」 この3手目▲6八玉のゴキゲン封じ、自分ではやりたくないと思った ここから長沼が作戦負けに陥る 少なくとも、先手の利はまるでない将棋になった 左銀をどんどん進出させて、わかりやすい後手に対し、 先手はひとつ受け間違えたら即負け、という展開 日浦「この▲8八角型の穴熊はねぇ~ 上からの攻めに弱いんでねぇ~ すでに後手良しの気がする」 駒の取り合いがあり、△7九銀とひっかけられてみると 日浦「これ、先手は受けがなくて困ってると思う」 が、懸命に粘る長沼 高崎はこっちがいいはず、と思って指しているのだろう、 しかし、なかなか決定打が出ない・・・? 長沼、▲8四桂とし、攻め合いか 懸命の勝負手だ 日浦「けっこう難しいですね」 後手の持駒:角 9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v香v桂v玉v金 ・ ・ ・ ・v香|一 | ・ ・v銀 ・v金 ・ ・ ・ ・|二 | ・ ・v歩v歩v歩 ・ ・v歩 ・|三 |v歩 桂 ・ ・ ・ 銀 歩 ・v歩|四 | ・ ・ 歩 角 ・v歩 ・ ・ ・|五 | ・ 歩 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 歩|六 | 歩 ・ 金 歩 ・ ・ ・ ・ ・|七 | 香 玉 銀v金 ・ ・ ・v飛 ・|八 | ・ 桂 ・ ・ ・ ・ ・ 桂 香|九 +---------------------------+ 先手の持駒:飛 銀 歩五 後手番 *79手目、今▲6五角と打ったところから △6四歩 *感想戦では、この歩が、長沼、高崎ともに第一感というからすごい *先手は角をどうする? ▲7二桂成 △同 金 ▲4一飛 △6一桂 *長沼は角をどうするんだろう、と思っていたらば、 ▲1一飛成 *放置で▲1一飛成!! △6五歩 ▲6四香 *こ、こんな手順が! *ここで、本譜は△7八金以下、先手玉を詰ましに行ったが詰まず、後手は負けにしてしまった * *ここでの有力手は△7六角!とのこと そう指せば後手が勝っていたとの感想戦 *ふえ~ これはまた、いい返し技があったもんだ 長沼、若手を相手に、力技で終盤での逆転勝ち! これは気持ち良かっただろう 高崎としては、将棋の作り自体がずっと後手が良かっただけに、残念な負けだった 角取りを放置して▲1一飛成~角をわざと取らせて▲6四香、こんな構想が終盤で描けるんだね 長沼、さすがだ NHK杯で羽生に勝ったのも、そんなにまぐれでもない、と思わせた 3手目▲6八玉は、後手に居飛車で来られたときに明らかに損なので、 プロ間では流行らないだろう、と思われた一局だった カテゴリ: 将棋一般
明日から普段どおり更新昨日、スカパーのアンテナが付きました
囲碁将棋チャンネルを受信できるようになりました 昨日は夜8時からの「週刊!将棋ステーション」を2週間ぶりに見ることができました この大変な時なのですが、いつもどおりの将棋の番組を見れて、 精神的に落ち着くことができ、普段どおりやっていくことの大切さを感じました 昨日の夜、愛知でも震度3の揺れがあり、怖かったですが、 明日から、銀河戦の感想を書く等、なるべく普段どおりに更新したいと思います カテゴリ: 将棋一般
激指定跡道場2の大局観まずはkifu for Windowsで、↓の図を取り込んでください
後手:羽生名人 後手の持駒:角二 歩二 9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v香v飛 ・ ・ ・ ・ ・ ・v香|一 | ・ ・v玉v金 ・ ・ ・ ・ ・|二 | ・ ・v桂v銀v銀 ・ 龍 ・ ・|三 |v歩 ・v歩 ・v歩v歩v歩 ・v歩|四 | ・v歩 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五 | 歩 ・ 歩v歩 ・ 銀 歩 ・ 歩|六 | ・ 歩 銀 ・ 歩 歩 桂 ・ ・|七 | 香 ・ 金 金 ・ ・ ・ ・ ・|八 | 玉 桂 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 香|九 +---------------------------+ 先手の持駒:金 桂 歩 後手番 先手:渡辺竜王 (図は▲3三竜まで) 2008年の竜王戦7番勝負第1局、▲渡辺vs△羽生の有名な将棋です この将棋は、羽生の大局観のすごさが出た一局ということで、覚えている人も多いのではないでしょうか 今週の週刊将棋のP16「ご存じですか?」のコーナーは、「大局観」の話です その記事に、この一局が紹介されています 以下、週刊将棋からの引用です >ここでは先手が角と金桂の2枚換えで駒得し、一方的に竜を作ってもいます。 >渡辺本人はもちろん、多くのプロ棋士が図では先手優勢と見ていました。 >ところがただ一人、羽生だけは難しいと見ていたのです。 >図から△6七歩成▲同金直△6九角▲6八金引△4七角成▲4三金△6四角と進んだところで、 >渡辺は思わしい手がないことに気づき、愕然としたそうです。以下は羽生が圧倒しました。 >羽生の卓越した大局観に、多くのプロ棋士がショックを受けた将棋です。 ところが、です! この局面を激指定跡道場2の検討モードにかけてみたところ、 1秒かからずに、約+100、形勢は互角、と出たではないですか!! す、すごい! この局面、当然もう定跡からははずれています、事前に組み込んであった局面ではありません この局面を1秒かからずに互角と判断するのは、人間には無理でしょう その後、検討モードを起動させ続けたところ、15分ほどで思考完了、 形勢は-21で互角、次の後手の最善手は△6七歩成、としっかり出ました! 激指定跡道場2、す、すっげー!! 以前から、この激指定跡道場2の形勢判断には、私はかなり信頼を寄せていましたが、 今回、この局面の検討をさせて、ますます信頼が高まりました もうエベレスト級の信頼の高さです 清水女流vsあから2010では、あからの性能は約160台パソコンをつないだものでした しかし、あからほどのコンピュータでなくても、10万円のデスクトップパソコンと1万円のソフトで、 この局面を正確に判断する大局観を誇っているのです これが現状なんですね 激指定跡道場2、ハッキリ言って、ものすごいですね・・・ カテゴリ: 将棋一般
地震なんだかとんでもない事態になってきてますね NHK杯どころではないですね・・・
私はというと、引越しの作業の疲れが出てます こんなときこそ普通に更新すべきなのか、とも思いますが、引っ越したばかりで、 スカパーのアンテナがまだ付いていないこともあり、銀河戦は見れず、NHK杯も当然ながら休止、 書くことがありません この地震に関しては何にもできませんね・・・ 言葉もありません 明日は新しい病院に行ってきます(引っ越したので、今まで通院していた病院を変更のため) カテゴリ: 将棋一般
小林裕士六段 vs 阿部健治郎四段第19期 銀河戦
本戦Eブロック 6回戦 小林裕士六段 vs 阿部健治郎四段 対局日: 2011年1月7日 解説:佐藤紳哉六段 聞き手:中村桃子女流1級 記録:野田澤彩乃女流1級 先週の土曜に放送された銀河戦 好カードだ デカコバは予選シードで本戦出場 アベケンはEブロックで5連勝中 22年度の成績は、デカコバ14勝8敗 アベケン27勝7敗 2人は初手合い 解説の紳哉「デカコバは体も大きいが将棋も大きい 細かいことはあまり気にしない 早見え早指しでセンスがいい ほとんど将棋の勉強しないでプロになったという才能肌 居飛車党 京都出身 34才 185cm97kg アベケンは新人王 銀河戦は里見女流、坂口、小林宏、佐藤紳哉、中田功に勝って5連勝中 若手らしいキビキビした将棋 研究熱心で細かいところまで手が行き届いている 終盤も若手らしく手が見える 居飛車党 山形出身 22才 171cm58㎏」 紳哉「プロ棋士には『こばやしひろし』が2人いて、まぎらわしい 私も佐藤慎一四段とよく間違われて困っています」 先手デカコバで、相矢倉の力戦模様になった ▲早囲いvs△矢倉だ 紳哉によると、デカコバは力戦の矢倉が好き、 アベケンは兄弟子の藤井とよく研究をいっしょにしているとのこと と言う事は、両者、得意の戦法だろう 矢倉の早囲いと言えば、藤井だもんね 早囲いを巡る攻防の将棋が流行っているね 藤井はこの戦法で、2回目の升田幸三賞を取れるかもしれない がっちり囲い合う前に、デカコバは3筋から、アベケンは7筋からの攻め合いになった 紳哉「攻め合いですね」 アベケンの△8五桂が先手の7七の銀に当たっているが、デカコバはこれを手抜きだ デカコバは△7六歩の取り込みを許す順を考えているのか・・・ 先手としては実に怖いところだ 感想戦では、△7七桂成▲同玉!△7六歩▲8八玉、という順を想定していたとのこと ▲7七同玉なんてあるのか! 紳哉はそんな順の解説は全然しなかった(笑) アベケンもそれを見抜いて△7七桂成でなく他の手を指した、ということか レベルが高い! 難しい中盤が続く もう双方ともに、玉を直撃してくる攻めを食らっているので、 間違えたら、即、終わりだ 紳哉「アベケンが取る一手の所ですぐ取らないで考慮時間を使っているのは、形勢に自信がないから」 と言っていたが、デカコバも当然の一手の所で考慮時間を使う展開 紳哉「デカコバも自信がないということですね」 局後、両者ともに形勢に自信がなかった、とのことだった デカコバが最後の考慮時間を使い、意表の一手を放った 後手の歩頭に桂打ちの犠打! 紳哉「あ~! そんな手がありましたか へぇ~ これを狙っていたんですね へぇ~ なるほど いい手じゃないですか デカコバが魅せましたね」 この桂打ちに対して、紳哉「アベケンの対応が問われる」と言っていたが、アベケンは冷静に対応した 桂打ちで、一瞬、技が決まったかと思えたが、形勢はまだ全然難しいのだった 続くデカコバの飛車打ちの王手に対して、アベケンは玉を逃げずに△4一金と合駒だった これを紳哉は「なぜ△2二玉と逃げなかったのか 大事に行こうと思ったんですかね? △4一金は疑問では」と解説 しかし、感想戦で、飛車打ちに△2二玉と逃げると▲5三銀という手があったので、 本譜の△4一金が正着、とのことだった 対局者の2人、またも紳哉を上回っていたね さすがだ(^^; 終盤になっているが、紳哉「形勢がわからない」 もう双方ともに30秒将棋、指運みたいになってきた こうなるなら、もっと時間を残しておけば、と思うが、 ここに来るまでに不利になるわけにはいかなかったのだ そういう空気がピリピリと感じられていた中盤だったのだ ここから30秒将棋でどうなるか、見ていて面白い! 入玉を狙うデカコバ、追うアベケン ところが、デカコバが突如攻め合いに出たではないか!? 紳哉「見切ったんですかね??」 が、これが敗着となった デカコバ、後手玉を寄せるつもりの手が、完全に一手パスになってしまった 自玉が一気に寄せられてしまった 108手でアベケンの勝ち! 紳哉「お互いに優勢な局面があったと思うが、最後にミスしたのはデカコバだった 将棋は後でミスしたほうが大きくマイナスになるのでね 力のこもった熱戦だった」 あ~、デカコバでもアベケンを止められなかったかあ でも内容はなかなかの一戦だったね 37手目から戦いが始まり、終局の108手まで延々難しかった アベケン、デカコバのミスを緩まずとがめたのはさすがだ 入玉を阻止する手順が実にうまかった 中盤は空気が張り詰めていたし、終盤もハラハラした 紳哉の解説も良かったと思う 常識人の発想なので、聞いていてわかりやすかった 感想戦で、紳哉の解説を上回る読み筋が披露されていたので、 ちゃんと視聴者にも説明がついていたしね 紳哉、この2人には将棋の才能ではかなわない、か・・・?(^^; ブログはいつも楽しく見させてもらってます かなり笑うこともしばしばです 感想戦ではデカコバに、はっきり有利になる順が見つかっていた アベケン、難敵のデカコバを結果的にどうにか振り切って辛勝、という一局だった これで銀河戦6連勝だ カテゴリ: 将棋一般
|
ID取得(無料)してログインすると広告は不表示掲示板更新状況ID取得(無料)してログインすると広告は不表示 |
最近のコメント
20分 17秒前
1時間 42分前
3時間 6分前
4時間 6分前
4時間 8分前
9時間 7分前
9時間 11分前
9時間 37分前
11時間 9分前
11時間 36分前
11時間 40分前
11時間 50分前
13時間 9分前
11時間 22分前
13時間 23分前
23時間 42分前
1日 56分前
1日 6時間前
1日 7時間前
1日 8時間前